━2015/12/17発信━━━━━━━━━━━
大阪市立図書館メールマガジン 第24号
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メールマガジン第24号をお届けします。
身にしみる寒さを避けて、暖かな日だまりでの読書、といきたいところですが、何かと気ぜわしい12月です。いかがお過ごしでしょうか。
では、今月の内容です。
<目次>
■年末年始の開館日程について
■中央図書館の司書がNHKの若者向け番組に出演しました
■図書館の便利な使いかた 第24回 年末年始の休館中も、音楽をお楽しみいただけます「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」
■1月31日まで締切延長!あなたのお気に入りの絵本を教えてください
■催し物のご案内
■システムに関するお知らせ
■市立図書館バックステージ通信 第19回
(1)竹本住大夫師匠、小佐田定雄さんに聞きました!
(2)第4回書評漫才グランプリ in OSAKA終了!審査員の方々から、ひとことずつ感想をいただきました。
■今日は何の日
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■年末年始の開館日程について
年内は、地域図書館は12月27日(日曜日)まで、中央図書館は12月28日(月曜日)まで開館します。
年始は、中央図書館、地域図書館とも1月5日(火曜日)から開館します。
地域図書館は12月28日(月曜日)17時から1月4日(月曜日)9時まで、中央図書館は12月28日(月曜日)20時30分から1月4日(月曜日)9時まで、返却ポストはご利用いただけませんので、ご了承ください。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jo2hegyfy-510#_510
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■中央図書館の司書がNHKの若者向け番組に出演しました
「学校再発見バラエティー あほやねん すきやねん」11月28日(土曜日)放送で、中央図書館ヤングコーナー担当司書が11月23日(月曜日・祝日)に中央図書館で開催された「第4回書評漫才グランプリin OSAKA」の紹介をしました。
小学生の部のグランプリを獲得した小二子町(しょうにこまち)も出演し、「金のおの銀のおの」(「イソップ童話 3年生」イソップ[原作] 三田村信行/編著(偕成社 2001刊)http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0010050180 に所収)の書評漫才を実演しました。また、大阪市立東井高野小学校の図書室で書評漫才が行なわれている様子も紹介されました。
グランプリの当日に紹介された本は、中央図書館地下1階ヤングコーナー図書展示「第4回書評漫才グランプリ in OSAKA 紹介本」展でご覧いただけます。 https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=877
また、この番組でこれまでにご紹介した本は「学校再発見バラエティ あほやねん すきやねん で紹介した本展」と題しまして、平成28年3月31日(木曜日)まで展示をしています。ぜひご覧ください。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=joi6j42uv-510#_510
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■図書館の便利な使いかた 第24回 年末年始の休館中も、音楽をお楽しみいただけます「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」
今回は図書館の休館中も、図書館カードとパスワードがあれば、ご利用いただけるサービス、ナクソス・ミュージック・ライブラリーをご紹介します。
ナクソス・ミュージック・ライブラリーは、ナクソス・ジャパンが運営する音楽データベースで、クラシックを中心に、ジャズ、民族音楽、ポピュラー音楽など100万曲以上を自由に再生できます。
CD の音源を圧縮した形でご提供しておりますが、CD と比べてほとんど遜色ない音質でお聴きいただけます。探していた名盤・名曲が見つかるかもしれません!
ご自宅などのパソコンから、大阪市立図書館のホームページ「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」のバナーをクリックしてログインしてください。無料でご利用いただけます。
この季節、クリスマスや新年に聞きたい曲も驚くほどたくさんあります。
例えば、
「ピアノ6手連弾によるクリスマス・キャロル集」piano4te/演奏
「2001年ニューイヤーコンサート」ウィーンフィル/演奏
などは、いかがでしょうか。
ご利用について詳しくはこちらからご確認ください。
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=1142
※ただし、12月29日(火曜日)9時から30日(水曜日)23時(予定)は中央図書館電気設備点検に伴うサーバ停止のため、ご利用いただけません。ご了承ください。
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■1月31日まで締切延長!あなたのお気に入りの絵本を教えてください
お気に入りの1冊の絵本に投票していただき、「今年の大阪の1冊のえほん One Book(ワン・ブック)」を決める、One Book One OSAKA事業を実施しています。好評につき投票の締切を平成28年1月31日(日曜日)まで延長しました。どなたでも参加していただけますので、ぜひおすすめの絵本に投票を。
投票用紙はお近くの市立図書館にあります。また、ホームページからの投票もできます。多くの方のご参加をお待ちしています!
One Book One OSAKAについてはこちらをどうぞ。
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=878
インターネットからの投票のページはこちら。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?page_id=1407
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■催し物のご案内
◎中央図書館
・平成27年度史料でたどる「おおさか」講演会
「中世の終焉と「大坂」の誕生」
大阪市史編纂所では、『新修大阪市史 史料編』第4巻中世3の刊行を記念し、講演会を開催します。中世終焉の舞台としての大阪市域に焦点をあて、「大坂」誕生に至る歴史について考えます。
平成28年1月16日(土曜日)14時から16時(開場13時30分)5階大会議室
定員 300名 当日先着順 参加無料
<関連企画展示> 室町・戦国時代の大坂 -史跡と伝承-
平成28年1月22日(金曜日)から3月31日(木曜日)(予定)大阪市立中央図書館3階エレベーター前
大阪市域に点在する室町から戦国時代にかけての史跡と伝承について展示します。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=joxvy7y4l-510#_510
・謡本(うたいぼん)を読んでみよう!「若手能」鑑賞のための入門講座
能鑑賞がはじめての方向けの入門講座です。
能の台本を「謡本」といいます。
第25回記念公演「若手能」大阪公演の演目「楊貴妃(ようきひ)」「小鍛冶(こかじ)」を題材に、実際の演能の流れに沿った解説を聞きながら、一部をみんなで声に出して読みます。
文語で書かれているために聞き取りにくく、難しいと思われがちな能を楽しく理解して、能鑑賞をより充実したものにしてみませんか。
平成28年1月17日(日曜日)13時から15時30分(開場12時30分)5階中会議室
定員60名 当日先着順
(第25回記念公演「若手能」大阪公演は、平成28年1月30日(土曜日)に行われます)https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=joalcp2vr-510#_510
◎地域図書館
・鶴見図書館
でんでんむしのおはなし会
むかしばなしなどを素語りするストーリーテリングなどをおこないます。じっくりとおはなしを聞いてもらうため、5歳以上の方が対象です。
12月26日(土曜日)13時30分から14時10分 当日先着順 50名
鶴見図書館 多目的室
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=joy3iolgi-510#_510
・福島図書館
平成27年度PTA・社会教育関係団体対象人権学習会促進事業
「写真整理楽」
時系列にこだわらず楽しく遊びながら整理する「いろはアルバム」の作り方と写真を通した高齢者とのコミュニケーションを考える講座です。
平成28年1月20日、27日(いずれも水曜日)10時から12時
福島区民センター 3階会議室
申込 平成28年1月6日(水曜日)10時より福島図書館へ来館または電話
06-6468-2336 で受付開始。定員15名(先着順)
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jo5klhq9b-510#_510
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■システムに関するお知らせ
・ホームページ・音声応答サービス運用停止のお知らせ
12月29日(火曜日)9時から12月30日(水曜日)23時(予定)まで中央図書館電気設備点検に伴うサーバ停止のため、図書館ホームページ一部機能および音声応答サービスがご利用いただけません。なお、ホームページのお知らせや利用案内、横断検索、OMLINサーチはご利用いただけます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jozmdzhsq-510#_510
・SSLサーバ証明書の切り替えのお知らせ
個人情報保護および閲覧環境の安全性確保のため、12月17日(木曜日)に大阪市立図書館ホームページの暗号化通信で使用しているSSLサーバ証明書の切り替えを行いました。詳しくは下記のお知らせをご覧ください。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jovbvjk76-510#_510
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■市立図書館バックステージ通信 第19回
(1)竹本住大夫師匠、小佐田定雄さんに聞きました!
11月22日(日曜日)、人形浄瑠璃文楽座大夫で人間国宝の竹本住大夫師匠をお迎えし、文楽への情熱や引退までの日々、文楽のこれからについての思いをご講演いただきました。聞き手の落語作家の小佐田定雄さんとの掛け合いも楽しく、終始笑いの絶えない対談となりました。終演後、竹本住大夫師匠、小佐田定雄さんにインタビューした内容をお届けします。
当日の様子はホームページでもご紹介しています。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jon01gcoa-510#_510
図書館:
様々な場所で講演をされていますが、図書館でなさっていかがでしたか?
住大夫師匠:
はじめはね、図書館と聞いて、これは堅苦しいなあと思ってましたんやけど、今日は対談の小佐田さんがね、うまいこと聞きだしてくれはって。お客さんも楽しそうに聞いてくれてはるのがありありとわかってね。話し良かったです。
図書館:
中央図書館では、平成8年の開館記念で文楽公演を、10年目に桐竹勘十郎さんにきていただき、今回住大夫師匠にきていただいて、とご縁を感じます。
住大夫師匠:
それはありがたいことです。こちらがええご縁をいただいてね。皆さんの前で、どないか気楽に話させてもらいましたわ。
小佐田定雄さん:
講演中に師匠がおっしゃった「音(おん)」を使うて、というのが聞いてよくわかりました。
図書館:
先日初めて劇場で文楽を見せていただいて、住大夫師匠の著書にあった「文楽は楽しんでもらうもの」というのを実感しました。
住大夫師匠:
食わず嫌いの人が多いですな。いっぺん観てみて「良かった」と言うて何遍も来る人と、いっぺん観といたらええという人もいます。回数を重ねたら、聞き方・見方が変わってくると思います。
小佐田定雄さん:
突然わかるようになります。私は、長らく勉強やな長いなと思ってましたが、言葉がわかった瞬間があるんです。そこから面白くなりました。
住大夫師匠:
だいたい義太夫というのは長いものですねん。でも、長いなあと思わせたら大夫の欠点。はよやるのんと違いまっせ。今は文化財や世界遺産やて難しい言いますけどね。そんな難しいものと違いますねん。庶民の芸術でんねん。そやけど今はぐるりから難しくしてしもうて。やっぱり文楽は娯楽ですさかいにな。
図書館:
劇場で生のものを見ると思いは変わってきますけどね。
住大夫師匠:
なんでもそうでっせ。相撲でも野球でも、テレビで見るより生で見たほうがやっぱり迫力あるし、何かひきつけられますわいな。それは、劇場へ足を運んでもらうのが一番ありがたいです。
図書館:
初春公演も待ちどおしいですが、見どころを教えてください。
住大夫師匠:
夜の部は「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」。近松門左衛門の時代作品で、これはええもんですけどちょっと難しい。難しいですけどじっくり観たり聞いたりしてもうてますとね、涙流す場面や面白い場面もあり、変化には富んでます。昼の部は、よく出る「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)」で世話もの代表作。その次が「関取千両幟(せきとりせんりょうのぼり)」でこれは相撲取りの芝居です。これは一幕ものでよくわかります。最後は「釣女(つりおんな)」でこれはユーモアたっぷりで、最後は笑うて帰ってもらう。まあ、気楽に来てもらっておくれやす。
小佐田定雄さん:
「関取千両幟」は豊竹嶋大夫師匠の引退披露公演ですね。この時は三味線の曲弾きがありますね。
住大夫師匠:
三味線で、曲弾き言いまして三味線を持ち上げたり、バチを逆さにして弾いたり。これは弾き手の楽しみでもありますな。お客さんは喜びはりますわ。まあ、そんなで、昼は目先が変わってますし、夜は近松の時代もんで重々しいですけど、観てもろたらええもんでっせ。
小佐田定雄さん:
「国性爺合戦」にはトラを退治する話がありますねん。大きいトラが出てきますけど、師匠はきらいですねんなあ。
住大夫師匠:
ぼくは、トラやライオンは怖いねん。
小佐田定雄さん:
それはだれでも怖いですよ。動物はあんまり好きでないんですね。でも、こないだテレビで犬連れて出てはりましたけど…。
住大夫師匠:
テレビやから、しゃあおまへん。
一同:(笑)
住大夫師匠:
まあ、気楽に見ておくれやす。
図書館:
これを機に、文楽に興味を持ってくださる方が一人でも増えるとうれしいですね。
対談中もインタビュー中も住大夫師匠のことばの端々に文楽への思いが感じられました。対談を聞かれた方が皆さん笑顔で会場を後にされたのが印象的でした。
住大夫師匠、小佐田定雄さん、ありがとうございました。
※初春文楽公演については、国立文楽劇場ホームページをご覧ください。
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku.html
(2)第4回書評漫才グランプリ in OSAKA終了!審査員の方々から、ひとことずつ感想をいただきました。
11月23日(月曜日・祝日)に、中央図書館で第4回書評漫才グランプリ in OSAKAを開催しました。出場者は小学生の部、中学生以上の部にわかれて、お気に入りの本を漫才形式で紹介し、どれだけ本を読みたくさせたか等を競い、会場は拍手と笑いと感動に包まれました。当日の様子については、書評漫才グランプリのページをごらんください。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?page_id=1356
終了後、審査員の方々からいただいたコメントを一部ご紹介します。
福田 恵さん(公務員漫才コンビ「安定志向」):
審査員として見ていても楽しく、子どもさんがめっちゃがんばっているということが自分にとっても刺激になります。
令丈ヒロ子さん(児童文学作家):
本を紹介するのに単にここがいいというだけでなく、漫才と言うかたちをとることによってみんなのキャラクター等が生かされていて、すごく面白いイベントだと思いました。
古川綾子さん(国際日本文化研究センター特任助教・上方文化研究家):
今年はとくに小学生の部と中学生以上の部にわけてということだったので、それぞれ非常に刺激しあって、例年よりも堂々とやっていらっしゃる方が多く、イベントとしても大きく成長してきたのではないかと思われます。
大池 晶さん(漫才作家・関西演芸作家協会副会長):
本日は非常にレベルの高い漫才をたくさん見せていただきました。出場者のみなさんのネタ作りに対する努力を買いたいと思います。
小西正晃さん(大阪市立西高等学校長):
大阪ならではの笑いと、図書館での本の紹介ということで、すごく期待してきましたが、すばらしい出来だったと思います。大阪らしい子どもがたくさんいてくれたので、これからもがんばってほしいです。
松本勝己(中央図書館長):
小学生の部では、結果発表や一言コメントの中で、本当に悔しがっている子どもさんがたくさんいて、次こそ!という気持ちが感じられました。また中学生以上の部では、ネタ作りとネタあわせがしっかりできている完成度の高い漫才をたくさん聞かせていただきました。
審査員のみなさま、ありがとうございました。
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■今日は何の日(12月17日)
複都制の詔を下し、難波宮再興 - (683年)
地下鉄谷町線、谷町四丁目―天王寺間開通 - (1968年)
西横堀川町埋め立工事、すべて完了 - (1971年)
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=muzcexati
*大阪市史編纂所のホームページでは、「今日は何の日」として、『新修大阪市史』第10巻に掲載された歴史年表の「市域関連事項」を一部修正し、日付ごとにまとめなおしたものをご紹介しています。
下記のページからご覧いただくことができます。
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=1151
毎日、その日の「今日は何の日」をトップページに表示しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の配信は2016年1月21日(木曜日)の予定です。
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お手数ですが、お問合せは最寄の大阪市立図書館へお願いいたします。
「大阪市立図書館の一覧」https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=858
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