平成27年度 史料でたどる「おおさか」講演会
「中世の終焉と「大坂」の誕生 」
このたび大阪市史編纂所では、『新修大阪市史 史料編』第4巻中世3の刊行を記念し、
本書が扱った室町から戦国時代の大阪についての講演を行います。
室町から戦国時代にかけて、日本の中世という時代は終末を迎えようとしていました。
そうした中、室町幕府の将軍が暗殺された嘉吉の乱、戦国時代の本格的な幕開けとなった
明応の政変、織田信長と大坂本願寺との戦争など、時代の転換点となる事件が大阪を舞台に、
あるいは大阪と深く関わっていくつも起こっていました。
その一方で、この時代には、「大坂」と呼ばれる新しい枠組みの町が誕生し、
やがてそれは近世の「大坂」へと繋がっていきます。
本講演では、そうした中世終焉の舞台としての大阪市域に焦点をあて、
「大坂」誕生に至る歴史について考えます。
【講師】 :生駒孝臣 氏(大阪市史料調査会調査員)
【日時】 :平成28年1月16日(土曜日)14時から16時(開場13時30分) 終了しました
【場所】 :大阪市立中央図書館5階大会議室
【定員】 :300名(当日先着順)
「中世の終焉と「大坂」の誕生」ちらし.pdf
【問い合わせ先】 中央図書館利用サービス担当 電話06-6539-3302
<関連企画展示> 室町・戦国時代の大阪 -史跡と伝承-
平成28年1月22日(金)~4月13日(水)大阪市立中央図書館3階エレベータ前
大阪市域に点在する室町から戦国時代にかけての史跡と伝承について展示します。