━2019/8/15発信━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━大阪市立図書館メールマガジン 第68号━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<目次>■令和元年度 図書ボランティア入門講座(高齢者福祉施設)受講者募集■8月中は、地域図書館は月曜日も開館しています■催し物のご案内■図書館の便利な使いかた 第68回 こども版調べかたガイドをご利用ください■市立図書館バックステージ通信 第60回 河田惠昭さんに聞きました!■今日は何の日‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥■令和元年度 図書ボランティア入門講座(高齢者福祉施設)受講者募集各区の図書館を拠点としたボランティアグループに参加して、区内の介護老人保健施設、特別養護老人ホームなどで、図書の貸出や紙芝居実演などの活動をしてくださる方を募集します。講座終了後、大阪市内の施設で活動できる方が対象です。申込締切 9月24日(火曜日)https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jov6289x7-7054#_7054‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥■8月中は、地域図書館は月曜日も開館しています地域図書館は7月21日から8月31日の期間の月曜日は10時から17時まで開館します。宿題のしらべものや読書など、たくさんのご利用をお待ちしております。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥■催し物のご案内特に指定のないものは当日先着順です。◎中央図書館・わくわく絵本キッズスマイルブックとえほんであそぼ!豊崎中学校、豊崎本庄小学校のおともだち「わくわく絵本キッズスマイルブック」による、夏休みおたのしみ会です。8月21日(水曜日)14時から15時 https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jot9f2q35-510#_510・教えて先輩!小説家のお仕事児童文学から一般の小説まで幅広いジャンルで活躍中の作家・藤野恵美さんをお迎えして、お話しいただきます。8月24日(土曜日)14時から16時(開場13時30分) https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jopm1gdzg-510#_510・ビジネス講座元気塾「IT/IoT、イノベーション で 変わる中小企業!」IoTについて解説していただくとともに中小企業にも取組める「シンプルに、安く、小さく」始める活用法=IoTリーンスタートを紹介していただきます。8月31日(土曜日)14時から15時30分(開場13時30分) https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jotqrqocs-510#_510・講演会「ゼロからわかるアメリカ大学留学」および大学説明会海外留学ってどういうもの?アメリカ留学について案内します。留学を検討している方を対象に大学説明会も開催します。9月14日(土曜日)12時から16時 講演会は当日先着順80名までhttps://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jorzcpqrw-510#_510・読みメンおたのしみ会大阪市立中央図書館の「読みメン」のみなさんと図書館職員による、おたのしみ会です。9月16日(月曜日・祝日)14時30分から15時https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=joj6xpnco-510#_510◎地域図書館・旭図書館夏の工作教室「きえないシャボン玉をつくろう!!」きらきらのテープを使って、きえないシャボン玉をつくってみよう。8月22日(木曜日)https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jocbuk0pu-510#_510・都島図書館この夏に読んでみよう!中学生・高校生が選んだ「おすすめの1冊」展職場体験学習や職場インタビューに参加された中学生・高校生のみなさんに聞いた、“あなたが友達にすすめたい1冊”を展示しています。8月31日(土曜日)までhttps://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jomxoat1x-510#_510・東成図書館カードゲームでSDGsを知ろう!-地域で学ぶ、親子で学ぶSDGs-「持続可能な開発目標」という意味のSDGs(エスディージーズ)。そんなSDGsの世界観をカードゲームで体験できるイベントを開催します。8月31日(土曜日)14時から16時 申込先着順https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jo7kmzkz1-510#_510‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥■図書館の便利な使いかた 第68回 こども版調べかたガイドをご利用ください大阪市立図書館では、「こども版調べかたガイド」(全24種類)を発行し、配布しています。例えば天神橋筋商店街(北区)や天王寺かぶら(天王寺区)など、各区の特徴的な事柄について子どもにもわかりやすくまとめてあり、さらに詳しく知りたい場合に役立つ参考資料についても紹介しています。「こども版調べかたガイド」は大阪市立図書館全館の相談カウンターや、中央図書館の子どもの本コーナーに設置しているほか、大阪市立図書館のホームページ内の「こどものページ」のしらべてみよう!のコーナーにPDF版を掲載しています。調べ学習や夏休みの自由研究にもぜひお役立てください。また、現在開催中のとしょかんポイントでは、この「こども版調べかたガイド」にちなんだクイズを実施中です。ぜひクイズにチャレンジして、としょかんポイントもためてくださいね。「こどものページ」しらべてみよう!https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=1683としょかんポイントhttps://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?page_id=1586‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥■市立図書館バックステージ通信 第60回 河田惠昭さんに聞きました!7月20日(土曜日)に大阪連続講座 第3回「大阪と防災」を開催しました。防災・減災・縮災がご専門で、関西大学社会安全学部社会安全研究センター長・特別任命教授の河田惠昭先生をお招きして、平成の大阪と災害というテーマでお話いただきました。https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jo42eref1-510#_510講座終了後にインタビューを行いました。図書館:本日は防災をテーマにお話いただきました。たくさんの方が参加されましたが、講演を終えて、いかがでしたか?河田さん:今日の防災の話は生活に密着しています。将来起こる災害に対する有効な知識なので役に立つと思います。図書館:先生は阪神・淡路大震災と大阪府北部地震が起こった当日に、有識者として現場に入られたというお話がありました。その時、何を一番感じられましたか。河田さん:阪神・淡路大震災の時は、被害の実態が分からない状態で現場に入りました。普段と違う光景を見て、異常な世界が突然眼前に現れたという感じでした。現場に行っているのに違う世界を見ているような感じでした。大阪府北部地震が起きたときは家の中にいました。すぐに直下型地震が起きていると分かりましたが、震源の位置が分からず、まどろっこしさを感じたことが印象に残っています。図書館:今日の講演では、名水が出るところや、竹がたくさん生えているところは活断層があるという豆知識をご紹介くださいましたが、他には何かありますか。河田さん:地名から歴史的に土砂災害が起っている地域ということがわかることがあります。「竜(龍)」という漢字がついている地名があります。これは過去、土砂が山から落ちてくる、土石流が起きたことに起因しているケースがあります。図書館:それは講演の中であったように、昔の経験から何かを伝えるためにそういう地名になったということでしょうか。河田さん:はい。図書館:この点に少し関連しますが、今日の講演では、「情報」という言葉が二度でてきました。一度目は、災害が起こった時には「被害情報」を知らないと動けないというお話。二度目は、ある地域でかつて災害が起こったことを「情報」として引き継いでいく必要があるというお話。資料を収集・保存する図書館としては、二度目の「情報」に関わりが深いと感じます。河田先生:そう、歴史が大事です。災害の特徴は地域性と歴史性です。同じ高潮が起きても、東京と名古屋と大阪では性質が違うというのが地域性です。歴史性とは、周期はあるが大きな災害は繰り返し必ず起こるということです。そういう情報を残し伝えるための史料・本はとても大事です。その点、図書館は非常に価値があります。図書館:図書館が埋もれた情報を発信することは意味があるということですね。河田さん:防災を意識して社会が成り立つというのはずいぶんと新しい話です。昔は生活文化の中に防災が入っていました。つまり一般の書物の中に書かれているということです。だから、図書館の役割は大きいです。おとぎ話だって、単なるフィクションではなく、実際に起きた災害を基にしているものもあります。図書館:災害対策を行うにはこれまで起こったことを知るのは大切ですが、自分たちが思ってもみないことも起こるというお話がありました。災害の専門家としてまだ起こっていないこと、とんでもない災害を見通す時に、どのような考え方をするのですか。河田さん:社会はどんどん変化しています。ということは被害も変化するということです。例えば東京の一極集中はかつてないほどですが、これが被害を大きくする因子になっています。ラッシュアワーの時間帯に駅のホームには人が溢れています。何かあったら、人が線路に落ちてしまいます。昔はそんなことは考えなくてよかったのに。社会がどんどん変化するということは、被害がどんどん変化する可能性があるということです。図書館:今の社会を実際に見て、こんなことが起きるかもしれないと指摘するのが一つの方法ということですね。では、今起こっていなくて、想像も付かない、予兆もないが起こるかしれないことも考えているということですか。河田さん:ええ。今起こっている災害から、時間が経ったらどうなるのかを考えると、そんなに難しい話ではありません。図書館:頭で考えるし、現状を見て分析もするということですね。最後に、講演の中で強調されていた「道」の大切さについて、もう一度解説をお願いします。河田さん:復旧・復興は、頭の中のものでなく現実に物を動かすことでしかできません。だから道路が社会インフラの中で一番大切です。道路がないと、助けにも行けない、救援物資も持っていけない。それをサポートするのは道路です。図書館:だから道路が大事ということですね。なお、当日の配布資料のスライド三ページ目にある表は、著書『都市大災害』(河田 惠昭/著 近未来社)https://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0011341165の巻末の折り込みページということを付け加えていただきました。河田さん、本日はありがとうございました。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥■今日は何の日(8月15日)•大阪株式取引所開業 - (1878年)•渡辺橋交差点に交通標識機が設けられる - (1922年)https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=muzixxq8n*大阪市史編纂所のホームページでは、「今日は何の日」として、『新修大阪市史』第10巻に掲載された歴史年表の「市域関連事項」を一部修正し、日付ごとにまとめなおしたものをご紹介しています。下記のページからご覧いただくことができます。https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=1151毎日、その日の「今日は何の日」をトップページに表示しています。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回の配信は2019年9月19日(木曜日)の予定です。*メールマガジンの配信停止・アドレス変更はこちらからhttps://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=605*図書館の本などの検索はこちらからパソコン版 他の図書館や電子書籍などを含めた検索ができます。https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=266ノンフレーム版 操作が簡単で読み上げソフトに対応しています。https://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac/nonidf.doモバイル版 スマートフォン・タブレット用の画面です。https://web.oml.city.osaka.lg.jp/mb/*このメールはコンピュータから自動送信しておりますので、返信をいただいてもお答えができません。お手数ですが、お問合せは最寄りの大阪市立図書館へお願いいたします。「大阪市立図書館の一覧」https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=858━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━発行 大阪市立中央図書館〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2TEL 06-6539-3300(インフォメーション)、FAX 06-6539-3335 https://osakacity2020.ufinity.jp/大阪市立図書館ツイッター https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=419大阪市立図書館フェイスブック https://osakacity2020.ufinity.jp/page_id=1582━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━