旧中央図書館の開館
中央図書館建設計画は、戦争で延期されてから長らく実現できないままでしたが、市政70年記念事業として再び建設計画が持ち上がり、1959(昭和34)年3月の大阪市会で中央図書館の建設が決定されました。1921(大正10)年の創設から40年目にして待望の中央図書館が実現することになったのです。
1961(昭和36)年11月1日に、西区の現中央図書館と同じ場所に、様々な機能をもつ、当時の日本では最高水準の図書館として開館しました。従来からの1区1館主義をかかげ、将来各区の分館網が完成されたときにセンター館として中枢機能を果せる施設としました。また大都市における先進的な中央図書館として、各主題の担当者を配置する分科閲覧室の体制を整備しました。
旧中央図書館旧中央図書館よみもの室旧中央図書館分科閲覧室旧中央図書館カウンター風景