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大阪市立図書館
 
 
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━2019/2/21発信━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大阪市立図書館メールマガジン 第62号
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<目次>
■蔵書点検による休館のお知らせ
■催し物のご案内
■図書館の便利な使いかた 第62回 電子書籍「EBSCO eBooks」
■市立図書館バックステージ通信 第54回 武部好伸さんに聞きました!
■今日は何の日
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■蔵書点検による休館のお知らせ
蔵書点検等のため、下記の期間を休館します。期間中ご不便をおかけしますが、他の大阪市立の各図書館をご利用いただくなどご理解・ご協力をお願いします。
生野図書館・島之内図書館・住之江図書館・大正図書館・都島図書館
3月6日(水曜日)から3月11日(月曜日)まで
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=984
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■催し物のご案内
特に指定のないものは当日先着順です。
◎中央図書館
・図書館ビジネス講座元気塾「外国人「新在留資格・特定技能」で何が変わるか-今あるビジネスチャンス-」
4月に施行される改正入管法により、「特定技能」に従事する外国人労働者の受け入れが始まります。経済とビジネスへの影響と可能性を探ります。
2月23日(土曜日)14時から15時30分
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=joq5eq1rh-510#_510
・平成30年度史料でたどる「おおさか」講演会
「楠木正儀(まさのり)と南北朝内乱-この楠はまさしく正成の子なり、正行が弟なり-」
楠木正成の三男正儀の生涯をたどりながら、南北朝内乱についてお話します。
3月2日(土曜日)14時から16時
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jok8cuetw-510#_510
・図書館ビジネス講座元気塾番外編
「永遠のテーマ・安全と安心をめざして-パインアメ70年へ-」
パイン株式会社上田社長に、社史を教材として、すべての企業にとって重要な「安全と安心」「情報の共有と継承」をテーマにお話を伺います。
3月16日(土曜日)14時から15時30分
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jovj5e55n-510#_510
・えほんdeカルタ大会
絵本がカルタの取り札!絵本の一文を読み上げるので、その絵本を見つけて、取ってください。
3月26日(火曜日)13時30分から14時15分
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jo0ql654y-510#_510
・めざせ小学生カルタ名人!浪花百景カルタ大会
大阪市立図書館デジタルアーカイブの画像を使った「浪花百景カルタ」をします。小学生、特に高学年のみなさんの挑戦を、お待ちしています!
3月26日(火曜日)14時30分から15時30分
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jo0ql654y-510#_510
◎地域図書館
・天王寺図書館
ぼちぼちのおはなし会
2月23日(土曜日)15時から15時30分
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jo614qke3-510#_510
・城東図書館
がもよんの歴史と今、これから
がもよん(蒲生四丁目)界隈の歴史と、歴史住宅の再生利用による地域活性化の取組みについて解説します。
3月3日(日曜日)14時から15時30分
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jo8x1gquy-510#_510
・阿倍野図書館
ネットでかくれんぼ★ドン・キホーテをさがせ!
阿倍野図書館ホームページ内のどこかに隠れている、ドン・キホーテの画像を探し出してください。
3月31日(日曜日)まで
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jodd5n7vd-510#_510
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■図書館の便利な使いかた 第62回 電子書籍「EBSCO eBooks」
電子書籍を使ってみませんか。「EBSCO eBooks(エブスコ イーブックス)」は、ご自宅のパソコンやタブレットでお使いいただける電子書籍サービスです。ビジネス知識の習得・資格取得・語学学習に役立つ本や、様々な分野の専門事典類、大阪に関する本、日本史の基本的な歴史文献を集めた『国史大系』など、約2,000タイトルをご提供しています。また、約3,500タイトルの外国語図書(英語を主とした著作権フリーのもの)もご利用いただけます。
キーワードで本の内容すべてを検索できたり、ページ(PDF)をメールで送信することができたりするなど、便利な機能がたくさんあります。
自宅から利用する時には、図書館カードとパスワードが必要です。パスワードをお持ちでない方は、図書館カードをお持ちのうえ、お近くの大阪市立図書館カウンターへお越しください。また、図書館内の「多機能OMLIS(オムリス)」からもご利用いただけます。
くわしくは、以下の電子書籍「EBSCO eBooks」のページをご覧ください。
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=494
中央図書館では3月1日(金曜日)に「電子書籍で見つける日本語の楽しみ―EBSCO eBooks 入門講座―」を開催します。初めて電子書籍を使う方にもわかりやすい内容です。事前申込不要で定員は当日先着60名です。講座終了後に体験端末を自由に使っていただけます。ぜひご参加ください。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=joc9fertp-510#_510
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■市立図書館バックステージ通信 第54回 武部好伸さんに聞きました!
2月9日(土曜日)、大阪市史編纂所セミナー 探そう!大阪市の歴史魅力
第13回講演会「映画のはじまり、みな大阪」を開催しました。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jo89x3pw7-510#_510
大阪が映画「興行」発祥の地であるのと同時に、映画「上映」発祥の場所でもあったことについてご講演いただきました。終演後、エッセイストの武部好伸さんにインタビューした内容をお届けします。

図書館:
今回の講演会は2016年に出版された『大阪「映画」事始め』
https://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0014184060
をもとにお話しいただきましたが、2000年刊『ぜんぶ大阪の映画やねん』
https://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0000835535
の中の「番外編・大阪映画事始め」でも、稲畑勝太郎によるシネマトグラフの京都での試写(1897年2月初旬)と難波の南地演舞場での一般公開(同年2月15日)、荒木和一によるヴァイタスコープの新町演舞場での一般公開(同年2月22日)について書かれていますね。
武部さん:
そうです。その当時から荒木和一は気になる人物でしたが、あまり研究されていないようでした。一方、稲畑は映画史的にも研究し尽くされています。荒木は調べれば調べるほど、悲運な人。僕はそういう人に心惹かれてしまうんです。荒木がエジソン商会から輸入したヴァイタスコープを使って、稲畑のシネマトグラフの試写よりも早く難波の福岡鉄工所で日本初のスクリーン上映(試写)を行っていたことが映画史の中で埋没していました。なんとか彼に光を当てたいという思いで『大阪「映画」事始め』を書きました。それと同時に、映画黎明期における大阪と映画の関わりをとことん調べてみようと思ったんです。
荒木による福岡製鉄所でのヴァイタスコープの試写の日については、荒木自身の証言が、1896年11月だったり12月だったりとコロコロ変わっています。決定的な証拠はまだありませんが、間違いなく12月だと僕は思っています。試写が何日だったかを探りたいですね。
図書館:
ヴァイタスコープの日本への到着時期を特定するために、神戸税関や横浜税関に1896年の輸入品目を閲覧できるか問い合わせをされたり、稲畑によるシネマトグラフの試写の日の特定に際しては、稲畑の回顧録に「雪中」とあることから、気象データや当時の新聞の天気予報を調べられたりと、調査では苦労をされたんですね。
武部さん:
新しい資料が出てくることを期待して、今も調査は継続しています。
それと、戦前の大阪には映画の撮影所が数多くあったことも多くの人に知ってもらいたいですね。「東洋のハリウッド」と呼ばれた帝国キネマの長瀬撮影所(東大阪市)はよく知られているので、それ以外の古市や瓢箪山などにあった小さな撮影所について徹底的に調べました。大正時代に芦屋にあった帝国キネマの撮影所の場所がよくわからないので、今も調べています。
図書館:
調査はどのようにされていますか。
武部さん:
まずは図書館ですね。それとインターネット。そして現場に行って、地元の人に聞き取り調査をします。瓢箪山の撮影所のことを覚えておられる方もいらっしゃいました。
図書館:
現在、武部さんが興味をお持ちの大阪に関する事柄や、大阪にゆかりの人物があれば教えてください。また、今後の執筆のご予定はありますか。
武部さん:
大正時代に大阪で火がついた、舞台劇と映画を組み合わせた連鎖劇について調べてみたいですね。人物では、『大阪の歴史』86号
https://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/5114412757
所収の「日本に初めて映画を持ち込んだ男―大阪の実業家、荒木和一―」にも書きましたが、「山中商店」という屋号の美術商、山中定次郎と荒木との関係に興味があります。山中がエジソン商会から日露戦争の記録映画を購入した際、荒木がエジソン商会とのパイプ役を担っていたようです。また、『ぜんぶ大阪の映画やねん』の続編も書きたいですね。
図書館:
本日は、多岐にわたるお話を聞かせていただきありがとうございました。
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■今日は何の日(2月21日)
・幕府、楠木正儀を河内・和泉両国国主・守護に補任。
これに伴い、摂津国東成郡を河内国、住吉郡を和泉国に編入 - (1369年)
・堂島の東急観光爆破事件 - (1977年)
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=mu5doi8fv
*大阪市史編纂所のホームページでは、「今日は何の日」として、『新修大阪市史』第10巻に掲載された歴史年表の「市域関連事項」を一部修正し、日付ごとにまとめなおしたものをご紹介しています。
下記のページからご覧いただくことができます。
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=1151
毎日、その日の「今日は何の日」をトップページに表示しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の配信は2019年3月21日(木曜日)の予定です。
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