国の重要文化財に指定されることになった当館所蔵の「間重富・間家関係文書」が、今春(平成28年4月19日(火)~5月8日(日))東京国立博物館で展示されています。
■文化庁報道発表 「特集陳列 平成28年新指定国宝・重要文化財」展の開催について
■東京国立博物館 「平成28年 新指定 国宝・重要文化財」展
間 重富(はざま しげとみ)
宝暦6年(1756)から文化13年(1816)。大坂長堀の質屋に生まれる。家業のかたわら天文暦学を志した。寛政7年(1787)から幕府に暦作御用を命ぜられ、改暦事業の中心的役割を果たした。天文振子時計・子午線観測装置などの改良・製作も行っている。
PICKUP画像: 「寛政八丙辰秋八月以後日記控 」
大坂の町人天文学者・間重富(はざま しげとみ)の業務日誌の写本です。日記が書かれた寛政8(1796)年当時、間重富は寛政の改暦業務により江戸に赴任していました。日記には、江戸の浅草天文台での業務の様子などがメモ的に綴られています。
参考
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間重富・間家関係文書を重要文化財指定対象とする旨の答申について■当館の「間重富・間家関係文書」は、図書館ホームページの
デジタルアーカイブ上のデジタル画像でご覧いただけます。
「間重富・間家関係文書」■
江戸時代の天文学-間家文書を中心に-