大阪市の指定文化財になった当館所蔵の「水帳」が、今春(平成28年4月13日(水)~6月13日(月))大阪歴史博物館で展示されています。
大阪歴史博物館 平成24・25・26年度 大阪市の新指定文化財
水帳とは
江戸時代の土地台帳です。屋敷地の間口等と所有者を記し、地子課税(じしかぜい)の基準となったもので、徳川幕府が土地支配を行う上で重要な役割を果たした記録です。明暦元年(1655)から安政3年(1856)まで、定期的に改められました。当館には、大坂市中の北組・南組の水帳が多数所蔵されており、伝来の経路は様々ですが、江戸時代の大坂を考えるうえでは欠くことのできない貴重な歴史資料です。
立売堀古金町水帳 (文政8.11(1825.11)写 )
当館所蔵の水帳は、図書館ホームページのデジタルアーカイブ上のデジタル画像でご覧いただけます。
「水帳」
参考
当館所蔵の水帳などが大阪市指定文化財に指定されました