重要文化財(美術工芸品)の指定について-大阪市内の2件の文化財が文部科学大臣に答申されました-
今回の重要文化財指定にかかる答申は、歴史資料の部において「間(はざま)重富(しげとみ)関係資料一括」所有者:大阪市(大阪歴史博物館654点、大阪市立中央図書館87点)というくくりで出されたものです。
間 重富(はざま しげとみ)
宝暦6年(1756)-文化13年(1816)。大坂長堀の質屋に生まれる。家業の傍ら天文暦学を志した。寛政7年(1787)から幕府に暦作御用を命ぜられ、改暦事業の中心的役割を果たした。天文振子時計・子午線観測装置などの改良・製作も行っている。
当館の「間重富・間家関係文書」は、「大阪市立図書館デジタルアーカイブ」上のデジタル画像でご覧いただけます。 「間重富・間家関係文書」