概 要
大阪市史編纂所では、『新修大阪市史 史料編(全22巻)』の第12回配本として第17巻「近代Ⅳ 経済2」【A5判、810ページ、本体価格5,500 円、ほかに送料実費】を刊行し、令和2年1月から大阪市立中央図書館ほか市内23 館の地域図書館において閲覧に供します。
また、大阪市内の
一部の書店でも販売を取り扱います。
購入希望の方は、主要書店または大阪市史料調査会(TEL:06-6539-3333)に直接お問い合わせください。
江戸時代より経済都市でした大阪は、近代に入り工業が勃興し、「東洋のマンチェスター」と呼ばれるにいたります。近代大阪の経済の歩みは、産業都市としての経済像をどのように形成するかの試行錯誤の連続でした。それは単に経済上の変化だけに止まらず、街そのものを大きく変貌させ、今日私たちが目にする大阪を形作っていきました。
本巻では、近代大阪経済の骨髄というべき工業を主軸に、流通、交通、築港などを取り上げ、産業都市として経済発展を遂げる大阪の諸相を多様な史料から描き出しています。
目 次
第一章 工業
第二章 流通
第三章 交通
第四章 築港