※ 大正区には、大正3年(1914)から大正6年(1917)まで、ドイツ陸軍の俘虜収容所が設置され、760名が収容されていました。俘虜に対する扱いは、朝夕二回の点呼以外に労働は特になく、演劇、音楽、スポーツなどを楽しんだということです。解放後も日本に永住を希望し留まった者も少なからず、神戸のバウムクーヘン製造で有名な、カール・ユーハイムさんもその一人です。【参考文献】『大正ドイツ友好記念-大阪俘虜収容所資料集-』大正ドイツ友好の会・大正区役所 2006 書誌ID 0011377740『大正ドイツ友好記念除幕式典』大正ドイツ友好の会・大正区役所 2006 書誌ID 0011162661『毎日グラフ1984.11.11号』毎日新聞社 1984 書誌ID 0080203426 p64
(←写真左)ハンブルク市中央図書館での贈呈式(2009年10月)