大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第84号(A5判、122ページ、本体価格700円)を刊行しました。
大正14年(1925)4月1日、大阪市は第二次市域拡張を行い、全国第1位、世界第6位の人口と面積を持つ巨大都市となりました。いわゆる「大大阪」の誕生です。今号は大大阪から91年を記念した特集号となっています。表紙は心斎橋大丸新館と大阪市中心標です。
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目 次
論 文
•門上光夫「大阪文化施設教会について」
•古川武志「思想としての「大大阪」―北尾鐐之助の言説についての一考察―」
•井東一太郎「大阪労働学校創立の所在地について
―安治川教会は西区安治川にあったのか―」
•古川武志・松岡弘之・川内淳史・野高宏之
座談会「大大阪九〇年記念―「大大阪」の射程―」
史料紹介
•古川武志「岡本一平「大大阪君似顔の図」(上)」
•松岡弘之「日本基督教団大阪基督教会所蔵 外島保養院家族教会関係資料」
7月20日(水)以降、大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の書店等で販売するとともに、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。