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『新修大阪市史』第3巻

第1章 城下の建設

  • 第1節 豊臣秀吉の天下統一 (3)
    • 1 本能寺から賤ヶ岳まで (3)
      • 本能寺の変/山崎合戦/清洲会議とその前後/賤ヶ岳合戦
    • 2 天下平定 (14)
      • 小牧・長久手の合戦/関白豊臣秀吉/聚楽第と大仏殿/関東・奥羽の平定
    • 3 唐入り (26)
      • 文禄の役/秀頼の誕生と秀次 
  • 第2節 秀吉の大坂築城 (32)
    • 1 大坂築城に着手 (32)
      • 秀吉、大坂へ初めて入城/大坂の選定/本丸の築造に着手/人海作戦/本丸の竣工/本丸の概要
    • 2 難攻不落の巨城 (43)
      • 二の丸の築造/惣構堀普請/三の丸の築造/三の丸と惣構/大坂城の全容
    • 3 豊臣期大坂城の遺構 (53)
      • 大坂落城/大坂城総合学術調査/地下遺構の相次ぐ発見/大坂城発掘の主な遺構
  • 第3節 関ヶ原合戦 (64)
    • 1 秀吉の死 (64)
      • 慶長の役/夢のまた夢
    • 2 家康の専横 (68)
      • 三成追放/前田氏家康に屈す/関ヶ原合戦序曲
    • 3 関ヶ原合戦 (73)
      • 西軍の挙兵/家康反転して西上/天下分け目の戦い/家康大坂城を収める/論功行賞/豊臣家は六五万石
  • 第4節 大坂の陣 (85)
    • 1 徳川幕府の成立 (85)
      • 家康の将軍宣下/二代将軍徳川秀忠/二条城会見
    • 2 方広寺大仏殿 (89)
      • 心中に立願の儀あるか/金銀払底/国家安康君臣豊楽/且元退城
    • 3 冬の陣・夏の陣 (96)
      • 家康若やぐ/大阪方は日用の集まり/一万石に三間の陣場/難攻不落/和睦の成立/本丸ばかりの浅間しさ/夏の陣始まる/豊臣氏滅亡
  • 第5節 城下町と周辺の開発 (116)
    • 1 秀吉期の城下町形成 (116)
      • 第一期普請と城下町造成/天満寺内町の建設/惣構堀の築造と内町の完成
    • 2 秀頼期の城下町改造と在方 (129)
      • 三の丸構築と町中屋敷替/堀の外の在方と寺町の造成
  • 第6節 海外貿易 (139)
    • 1 朱印船と貿易 (139)
      • 朱印制度の起こり/異国渡海朱印状/朱印状と家康の通商外交/朱印状の発行と派船数/朱印船貿易家末吉孫左衛門/小浜船の投銀/日本前型船・和洋折衷船/朱印船の航海と外人航海士
    • 2 糸割符制度と糸荷廻船 (153)
      • 糸割符制度と幕府貿易独占/大坂糸割符仲間の成立/長崎輸入品の上方輸送/糸割符船の成立と活躍/元文・延享期の堺糸荷廻船/明和期の堺大坂糸荷廻船/本船と常用・臨時船/絵馬にみる糸荷廻船

第2章 復興と整備

  • 第1節 幕府支配の成立と進展 (171)
    • 1 慶長・元和初期の畿内と幕府 (171)
      • 関ヶ原合戦後の畿内/元和初期の幕府支配/松平忠明の大坂入部/松平忠明期の復興
    • 2 幕府の大坂直轄化 (182)
      • 大坂城の再築/大坂城代とその機能/定番・大番・加番/諸奉行の移転と新置/大坂町奉行とその職務
    • 3 大坂市街の整備と発展 (192)
      • 大坂市街の整備/伏見町人の移住/その他の新町・新堀
    • 4 大坂の特権都市化 (198)
      •  将軍家光の来坂/その後の地子免除
  • 第2節 徳川幕府の大坂城再築 (202)
    • 1 松平忠明期の大坂城 (202)
      • 松平忠明大坂城主となる/城下町復興への取り組み
    • 2 大坂城再築 (206)
      • 秀吉の築城構想/天下普請の開始/天下普請の実態/第一期工事の終了/千貫櫓・坤櫓・乾櫓等の構築/秀忠、本丸築造計画を推進/第二期工事の経過/本丸工事竣工/第三期工事の概要/再築大坂城の全容
  • 第3節 大坂町奉行の都市支配 (233)
    • 1 治安統制の強化 (233)
      • 島原の乱と大坂/商取引上の仕置/道路・水道・川筋の取締り/町人飯米の確保
    • 2 経済社会への対策 (242)
      • 通貨政策の展開/商品流通の管理統制/町人への救恤
  • 第4節 三郷および自治組織の展開 (248)
    • 1 三郷の成立とその展開 (248)  
      • 三郷の成立/伏見組/大坂三郷の確定
    • 2 幕領下の自治組織 (254)
      • 惣年寄/惣代の成立と展開/古町と新町の自治/町年寄と町代など/町人の負担/町人の自治の弛緩と粛正
  • 第5節 大坂周辺の領主と農民 (270)
    • 1 秀吉の所領配置と文禄検地 (270)
      • 大坂入城と知行割の特色/蔵入地の管理と領主統制/太閤検地/文禄の検地条目/大坂周辺の文禄検地の概況/石盛と名請人の特色
    • 2 慶長検地 (281)
      • 関ヶ原合戦後の所領配置/秀頼の慶長検地/石盛と名請人/慶長検地の特色
    • 3 文禄・慶長期の農民と年貢徴収方法の成立 (286)
      • 名請人の構成と変化/農民層の変化/近世前期の年貢徴収方法/年貢の賦課と納入
    • 4 元和・寛永期の領主と農民 (294)
      • 大坂の直轄と幕領の拡大/元和二、三年の農村/寛永・正保以降の所領変化
    • 5 年貢収納体制の整備と農民の年貢負担 (301)
      • 米納と銀納/年貢の村請制/年貢収納体制の確立/年貢納入の動向
    • 6 中島大水道の開削 (312)
      • 開削の目的/訴願の経過/大水道の開削/開削の効果と意義
  • 第6節 宗教政策 (322)
    • 1 徳川幕府の宗教政策 (322)
      • 近世権力と宗教勢力/寺院法度の制定/キリシタン禁制と宗門改/本末制度の確立/檀家制度と宗旨人別帳/寺院の増加と新寺の禁止
    • 2 寺町の形成 (334)
      • 寺町の創設/天満寺町/小橋寺町/東高津寺町/西高津寺町/真宗寺院/神社と各種宗教者の統制
  • 第7節 元和-寛文期の商工業 (347)
    • 1 御用町人と初期特権商人の活躍 (347)
      • 商工業の復活/御用町人/初期特権商人の活動/長崎貿易と大坂
    • 2 市場の整備と三郷の特産品 (353)
      • 諸商品取引市場の整備/年貢米販売と淀屋の米市/『毛吹草』にみる特産品
  • 第8節 金融 (363)
    • 1 金融市場の移動 (363)
      • 近世の金融/金融市場の移動
    • 2 大坂金融市場の発展 (370)
      • 京都商人の大坂出店/京都・大坂の大名貸の比較/両替商の存続/手形
  • 第9節 士農工商 (377)
    • 1 幕藩領主の身分政策 (377)
      • 士農工商の由来/近世身分制度
    • 2 百姓身分 (380)
      • 年貢諸役の負担/百姓の諸階層/農民の人口動態
    • 3 町人身分 (385)
      • 町人の職業と役負担/町人の諸階層/町人の居住地/町人の風俗に対する規制

第3章 水の都

  • 第1節 治水 (393)
    • 1 幕府による京畿の水路調査 (393)
      • 淀川と大坂/河村瑞賢/京畿の水路調査
    • 2 淀川水系の治水工事 (398)
      • 九条島の開削と淀川の治水/瑞賢帰府
    • 3 大和川水系の治水 (403)
      • 大和川から淀川へ/淀川河岸と堀川/治水工事の完了
    • 4 河川管理機構の整備 (407)
      • 旧来の河川管理/川普請の入札と費用
  • 第2節 新田開発 (411)
    • 1 幕府の新田政策 (411)
      • その展開/淀川治水工事と大和川付替
    • 2 町人請負新田 (415)
      • 大坂川口新田/加賀屋新田/鴻池新田
  • 第3節 水陸交通 (423)
    • 1 町の堀川 (423)
      • 水路の開削/瑞賢の第二期工事/堀江川の開削/八百八橋/公儀橋/町橋/川浚/大川浚/内川浚/両川口浚
    • 2  市中の川船 (432)
      • 上荷船・茶船/砂船・土船・石船/屋形船
    • 3 近郊の川船 (437)
      • 過書船/伏見船/柏原船/国分船・剣先船
    • 4 大坂からの諸道と渡し (441)
      • 陸路と渡し/渡し
    • 5 飛脚 (444)
      • 継飛脚/三度飛脚
    • 6 馬借 (446)
      • 伝馬と駄馬/伝馬会所と馬借所
  • 第4節 三大市場 (449)
    • 1 天満青物市場 (449)
      • 青物市場の成立/百姓市との争論
    • 2 雑喉場魚市場 (453)
      • 生魚専門の市場/競合市場との紛争
    • 3 米市場の発展 (456)
      • 北浜の米市/堂島の米市
    • 4 その他の市場 (460)
      • 靱海産物市場/京橋川魚市場/天王寺牛市
  • 第5節 蔵屋敷 (468)
    • 1 蔵屋敷の開設 (468)
      • 大坂蔵屋敷の開設/町人蔵元の成立
    • 2 元禄期の蔵屋敷 (472)
      • 元禄期の大坂蔵屋敷/蔵屋敷の職制と蔵役人の生活
  • 第6節 問屋・仲買 (488)
    • 1 問屋・仲買の発展 (488)
      • 荷受問屋と専業問屋/寛文・延宝期の問屋・仲買/延宝期からの問屋・仲買の増加
    • 2 国問屋の成立と特産品の移出入 (501)
      • 国問屋の推移/正徳四年の移入・移出/大坂入超の諸条件
  • 第7節 新興商人 (512)
    • 1 初期特権商人の没落 (512)
      • 淀屋辰五郎の闕所/淀屋の経営不振と新旧勢力の交代/教訓としての淀屋の闕所/開発町人の没落と家屋敷の分割
    • 2 新興商人の台頭 (522)
      • 新興巨大商人の出現/鴻池家の発展/住友家の発展/中小町人の成長/町ごとの人口構成の推移
  • 第8節 大坂市中の膨張 (537)
    • 1 近世初期における城下町の整備 (537)
      • 古町と新町/松平忠明期の新町/伏見組の開発と三郷の成立/川八丁と島之内/ 下船場/川尻浜手の開発/幕領化初期開発景気の終息
    • 2 新地・新築地造成の経過 (549)
      • 河村瑞賢の治水と新田開発/大和川付替と新地の開発/所替による新地の起立/高津・難波両入堀と新地
    • 3 新築地の造成と町続き在領の新建家 (559)
      • 市中河川の整備と新築地の造成/新建家増に伴う町続き在領の成立
  • 第9節 延宝検地 (564)
    • 1 寛文・延宝期以後の領主と農村 (564)
      • 領主と領地の動向/摂河泉の幕領と代官/古検による年貢収取の変化/年貢負担構造とその変化/近世年貢負担構造の確立
    • 2 延宝の巡見と検地条目の公布 (577)
      • 巡見の概要と目的/新検と検地条目/検地担当大名の決定/
    • 3 検地の概況と検地名請人の特色 (583)
      • 西成・東成・住吉郡の検地/石高・石盛・反別の変化/名請人の構成と特色
    • 4 延宝検地後の代官処分と年貢負担 (591)
      • 天和・元禄期の代官処分/新検高による年貢収取
  • 第10節 商品作物の生産と在郷町 (599)
    • 1 商品作物 (599)
      • 稲と商品作物/商品作物の普及/『毛吹草』と『摂陽郡談』にみる商品作物
    • 2 在郷町の発展 (604)
      • 在郷町の形成/在郷町平野郷と柏原船/綿加工・流通の中心平野郷/平野綿の流通機構/多彩な職人・商人/平野郷町の農業/平野郷町の人口動態/郷町を襲う飢饉/平野郷町の構成と町政機構

第4章 天下の台所

  • 第1節 大和川の付け替えとその影響 (625)
    • 1 大和川の付け替え (625)
      • 二〇年の歳月/付け替えの決定/工事の経過/付け替えの経費/代替地の行方
    • 2 水利関係の形成と堤防の管理 (634)
      • 樋組の村々/池懸りの村々/水争い/堤と樋の管理
    • 3 剣先船と魚梁船 (642)
      • 剣先船の進出/魚梁船の支配
  • 第2節 近世海運の発展と市場の拡大 (646)
    • 1 近世海運の展開と西廻り航路 (646)
      • 近世海運の展開/西国を結ぶ瀬戸内海運/北国海運と敦賀・小浜ルート/西廻り航路の開発と河村瑞賢/西廻り海運の意義
    • 2 上方・江戸間海運の展開と江戸積問屋制度 (655)
      • 菱垣廻船の濫觴とその問屋/廻船問屋の特徴/大坂・伝法の酒積問屋の成立/寛文・延宝期の江戸積鴻池酒/大坂ー江戸間の所要日数/元禄期江戸ー大坂間の荷受状況/廻船問屋・船頭の横暴/十組問屋の結成と菱垣廻船/酒店組の十組脱退と樽廻船/菱垣・樽両廻船問屋の公認/番船の起源/新綿番船と新酒番船の起源/いわゆる「菱垣」について
  • 第3節 享保期の諸政策と堂島米会所 (681)
    • 1 享保期の政治・経済政策と大坂 (681)
      • 元禄・享保期の経済的変化/改革の目的/諸政策と改革の概要/畿内・西国支配体制の変更/幕府の物価対策と大坂市場/仲間・組合の結成と促進/徴租法の変更と新田開発
    • 2 大坂米市場の成立 (692)
      • 米市場の形成過程/大坂廻米/淀屋米市
    • 3 堂島米会所の成立 (699)
      • 蔵屋敷での払米仕法/米会所の設立出願/堂島米会所の設立/堂島米会所の組織/取引方法
    • 4 堂島米会所の機能 (710)
      • 帳号米取引の機能/大坂米市場の金融機能
  • 第4節 大名貸 (719)
    • 1 大坂町人の大名貸 (719)
      • 大名貸における大坂の地位/初期の大名貸/藩財政の確立と藩債/掛屋の大名貸/元禄期の大名貸拡大
    • 2 大名貸の再編成 (731)
      • 米価低落と大名貸の変動/大名貸と米切手/大名貸の多元化
  • 第5節 寺社金融と三郷の質屋仲間 (740)
    • 1 寺社名目銀の成立 (740)
      • 名目銀の出現/大坂金融市場の地位回復策/名目銀の相対貸付/勧化制/富突興行
    • 2 寺社名目銀の展開 (750)
      • 名目銀認可の手続き/青蓮院宮名目銀の「触流」/青蓮院宮の貸付支配人/大坂の名目銀貸付所/商業活動地域の広がり/借用人と借銀出入り
    • 3 大坂の質屋仲間 (763)
      • 大坂の質屋/質屋仲間と惣年寄/質屋の増加/新興質屋の仲間加入/質仲ヶ間定書/庶民の金融機関
  • 第6節 商業的農業の進展と貢租 (773)
    • 1 農業生産の態業 (773)
      • 水利整備と新田開発/農業生産の地域的分化/西成郡村々の作村状況/畑場村々の作付状況/綿作の展開
    • 2 貢租の動向 (787)
      • 定免制の施行/高槻藩領の定免制/取米の推移/神尾春央の巡見/延享元年の年貢増徴/農民の抵抗
  • 第7節 工業の展開 (802)
    • 1 十七世紀末大坂三郷の産業構造 (802)
      • 『懐中難波すゝめ』にみる諸産業/産業の分布
    • 2 十八世紀初頭大坂の諸産業 (812)
      • 正徳四年大坂移出品/諸職人の人口
    • 3 工業生産の実態 (817)
      • 寺島氏の御用瓦生産/住友家の銅精練/その他の加工業
  • 第8節 被差別部落とその他の下層民 (824)
    • 1 近世部落の成立 (824)
      • 近世部落の成立過程/大阪市域の部落の人々/部落の住民と浄土真宗
    • 2 近世部落の人々の生活 (832)
      • 近世部落と皮革業/近世部落と農業/近世部落と余業/近世部落の役負担/部落住民の居住地/近世部落の人口動態/近世部落の人々と信仰/幕藩領主による差別の強化
    • 3 三郷の下層民 (846)
      • 無宿・野非人・非人/無宿人と長町木賃宿/野非人と幕府の対策/おこし奉公人/享保飢饉と救恤の基本/高原溜
    • 4 四ヶ所の形成と組織 (855)
      • 四ヶ所/長吏/二老/組頭(小頭)・若キ者/弟子・垣外番/「御中」と高原会所/非人の公務/四ヶ所の収入/町からの諸収入/非人番の上納金/労働による収入/代官所手当

第5章 近世前期の文化

  • 第1節 学問 (869)
    • 1 特色 (869)
      • 記誦の学から批判の学へ/学問と地域性
    • 2 和学 (871)
      • 古典研究の先駆下河辺長流/生白堂行風と葛岡宣慶/契沖/海北若沖/懐徳堂の和学
    • 3 漢学 (878)
      • 近世大坂儒学の創始/如竹/講釈師より儒者へ/鳳梧・持軒・岷山/穂積以貫/石庵・甃庵/含翠堂/懐徳堂/富永仲基/菅甘谷と菅沼東郭/都賀庭鐘
    • 4 仏教学 (891)
      • 鉄眼/鳳潭/慈雲
  • 第2節 文学 (899)
    • 1 連歌と俳諧 (899)
      • 平野郷の連歌/西山宗囚と大坂の連歌/大坂の俳諧と西山宗囚/宗囚門下の人々/西鶴門下の人々/芭蕉門下の人々
    • 2 狂歌 (908)
      • 狂歌と油煙斎貞柳/貞柳門下の人々
    • 3 小説 (911)
      • 仮名草子の刊行/浮世草子の誕生/西鶴以後の作者たち/本屋主導期の作者/白話小説の流行
    • 4 浄瑠璃 (921)
      • 人形浄瑠璃と作者/大坂の人形浄瑠璃と作者/出羽座の隆盛/義太夫節と近松門左衛門/近松と同時代の作家
    • 5 歌舞伎 (932)
      • 狂言作者の誕生/作者の役割/富永平兵衛/近松門左衛門/その他の作者/世話物の誕生
  • 第3節 芸能・遊里 (939)
    • 1 元禄歌舞伎の成立 (939)
      • 歌舞伎の誕生/大坂と歌舞伎/女歌舞伎/太夫蔵人/芝居町道頓堀/若衆歌舞伎/名代制と野郎歌舞伎の成立/若衆・野郎歌舞伎の芸態/続き狂言の成立/元禄歌舞伎/歌舞伎小屋/役柄の整備/名優の登場/嵐三右衛門/芳沢あやめ/世話狂言の成立/興行制度
    • 2 人形浄瑠璃の成立と展開 (955)
      • 人形浄瑠璃の成立/説経浄瑠璃の盛行/出羽座の成立/伊藤出羽掾/井上播磨掾/出羽座の人々/山本飛騨掾/からくりと竹田芝居/竹本義太夫の登場/竹本座の成立/『曾根崎心中』/新竹本座のスタート/豊竹座の台頭/筑後掾没後の竹本座/竹本座の太夫/竹本政太夫/近松の死/人形遣い・三味線弾き
    • 3 遊里の諸相 (974)
      • 新町の成立/廓の遊女/太夫/天神・鹿子位・端女郎/遊女の揚代/揚屋・茶屋/紋日/新町の年中行事/遊女の生活/新町の雰囲気/大坂の私娼
  • 第4節 大坂出版界の形成と発展 (990)
    • 1 出版業の成立 (990)
      • 大坂出版の始まり/西鶴本と重宝記/浄瑠璃本の出版/読者の広がり
    • 2 本屋仲間とその機能 (1001)
      • 出版統制の始まり/本屋仲間の成立/出版営業の基礎ー板木株/仲間法度/仲間行司の役割/仲間加入と衆外
    • 3 大坂出版界の発展 (1013)
      • 出版物の増加/大坂のベストセラーズ/有力本屋の活動と特色/絵草紙屋の動向/出版統制事件の頻発/批判的文献の出現と統制
  • 第5節 絵画・工芸 (1032)
    • 1 狩野山楽の画業と大坂市街風景風俗図 (1032)
      • 近世大坂画壇の成立/狩野山楽の画業/住吉神社神宮寺両塔壁画/聖徳太子絵伝の製作/大坂城障壁画の製作/山楽の晩年とその画風/狩野探幽と大坂画壇/大坂市街風景風俗画の盛行/大坂市街風景風俗画の諸相/その他の風景風俗図
    • 2 大坂の風俗画 (1043)
      • 井原西鶴・吉田半兵衛/蒔絵師源三郎/大森善清・西川祐信/長谷川光信/高木幸助・寺井重房/月岡雪鼎/北尾辰宣/雪鼎の門人/月岡雪斎・岡田玉山/その他の絵本/子供絵本/合羽摺り
    • 3 大坂新刀の誕生と主要刀工 (1054)
      • 新刀の成立/摂津と古刀期/大坂新刀の成立/大坂新刀の特色/和泉守国貞父子/河内守国助父子/助広父子/近江守忠綱父子
  • 第6節 大坂三郷と平野郷の構成と町家と農家の家構 (1065)
    • 1 大坂の街区の再編 (1065)
      • 大坂城の再建と寺院の移転/大坂三郷の構成
    • 2 環濠聚落、平野郷の再編 (1075)
      • 平野郷の構成と本郷の町割/平野郷本郷の町家と敷地/伝統的な文芸と教養の施設
    • 3 村方の役家の家構 (1086)
      • 高塀造とその変形家構/役家層の家構例とその推移(奥田家/渡辺家)

〔巻末付録〕

  • 第3巻執筆分担
  • 資料提供・協力者
  • 写真・図・表一覧
  • 参考文献目録