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調査相談の窓口から

OSAKA生涯学習情報誌 いちょう並木 に2008年4月号から2011年3月号まで「調査相談の窓口から 」と題して掲載しました。
調べ物のヒントにご覧ください。
 
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2009/03/10

【いちょう並木 2009年3月号】調査相談の窓口から

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「探しもの一口メモ」


 3月に入り、春の訪れが感じられるようになってきましたが、大阪の春の風物詩といえば造幣局の桜の通り抜けです。先日「桜の通り抜けはいつ始まったのか、毎年ずっと行われているのか」というお問い合わせがありました。『近代大阪年表 -明治元年《1868》~昭和57年《1982》-』(日本放送出版協会 1983)の巻末索引で「桜」のところを見ると、「桜の通り抜け開始 明16・4・20、桜の通り抜け中止 昭17・4・18、桜の通り抜け再開 昭22・4・21」とあり、戦時中に中断していたことがすぐにわかります。『近代大阪年表』は索引が充実しており、開始時期などを調べる場合に大変便利な資料です。また桜の通り抜けの歴史については『通り抜け –その歩みと桜-』(造幣局泉友会編 創元社 1996)に詳しく記載されており、始まりについては、当時の造幣局長・遠藤謹助が、明治初めに植えた桜が見頃になってきたので「局員だけの花見では、もったいない。市民とともに楽しもうではないか」と、構内を一般に開放したと解説されています。
09:00 | 調査相談の窓口から