平成27年度史料でたどる「おおさか」講演会 「中世の終焉と「大坂」の誕生」を開催します
[2015年12月・2016年1月合併号]
このたび大阪市史編纂所では、『新修大阪市史 史料編』第4巻中世3の刊行を記念し、本書が扱った室町から戦国時代の大阪についての講演を行います。
室町から戦国時代にかけて、日本の中世という時代は終末を迎えようとしていました。そうした中、室町幕府の将軍が暗殺された嘉吉の乱、戦国時代の本格的な幕開けとなった明応の政変、織田信長と大坂本願寺との戦争など、時代の転換点となる事件が大阪を舞台に、あるいは大阪と深く関わっていくつも起こっていました。その一方で、この時代には、「大坂」と呼ばれる新しい枠組みの町が誕生し、やがてそれは近世の「大坂」へと繋がっていきます。本講演では、そうした中世終焉の舞台としての大阪市域に焦点をあて、「大坂」誕生に至る歴史について考えます。
詳しくは、大阪市立図書館ホームページ(
https://osakacity2020.ufinity.jp/)、チラシなどをご覧ください。