『新修大阪市史 史料編』第4巻 「中世Ⅲ」(第10回配本)を刊行しました
[2016年2月号掲載]
大阪市史編纂所では、室町から戦国時代の大阪市域に関する史料を集めた『新修大阪市史 史料編』第4巻中世Ⅲ(第10回配本)を刊行しました。大阪市立図書館各館に配架していますので、ぜひご覧ください。
室町時代の大阪市域は、室町幕府の支配が展開し、嘉吉元年(1441)に起こった嘉吉の乱や、応仁・文明の乱といった日本史上の大きな事件とも関わっていました。また、戦国時代の本格的な始まりといわれる明応2年(1493)の明応の政変の舞台の一つも大阪であり、以後、大阪は畿内の争乱の中心地となっていきます。そうした室町・戦国時代のうねりの中にあった大阪の姿を、当時の古文書・古記録などからたどります。
ご希望の方には、5,500円(本体価格)で販売しています。詳しくは、大阪市史料調査会(中央図書館大阪市史編纂所内:06-6539-3333)までお問い合わせください。