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大阪市立図書館
 
 
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━2016/7/21発信━━━━━━━━━━━
大阪市立図書館メールマガジン 第31号
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メールマガジン第31号をお届けします。
夏休みシーズン到来! 海が、山が、そして図書館が呼んでいる? 本とあなたが出会うきっかけが生まれますように、と願いながら図書館ではさまざまな催しや展示など企画しています。暑い夏は図書館へどうぞお越しください。
それでは今月の内容です。
<目次>
■図書館の便利な使いかた 第31回 夏休みは図書館へ!
■催し物のご案内
■市立図書館バックステージ通信 第26回 (1)豊竹咲甫太夫さん、竹澤宗助さん、鶴澤清志郎さん、吉田幸助さん、中西らつ子さんに聞きました!
(2)大阪市立科学館の嘉数次人さんに聞きました!
■今日は何の日
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■図書館の便利な使いかた 第31回 夏休みは図書館へ!
地域図書館は通常、月曜日は休館日ですが、小学校の夏季休業期間中(8月末まで)は月曜日も開館していますので、調べものや本探しに是非お越しください。工作教室、お話会、講演会、図書展示など様々な行事も行っています。館内のチラシやホームページでお知らせしていますので、お好みのものを見つけて参加してみてください。
また、中央図書館リニューアル開館20周年を記念して『読書手帳』をホームページに公開しました。お持ちのプリンターから印刷してご利用ください。読んだ本のタイトルや感想などの記録にご活用いただけます。手帳1冊につき30冊まで記録できます。いっぱいになったら記念スタンプを押しますので、最寄りの大阪市立図書館までお持ちください。

大阪市立図書館の開館日・開館時間
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=1409
図書館からのお知らせ(行事等)
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=227
夏休みは図書館へ行こう!-子ども向けイベント一覧-
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jog4qtq3n-510#_510
『読書手帳』
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=1585

また、一昨年から、18才以下を対象に実施し、好評をいただいた夏休み期間のイベント「としょかんポイント」を、今年は7月22日(金)から始めます。
今回は実施期間を長くするとともに、大人の方もご参加いただけます。
詳しくは下記のページをご覧ください。
としょかんポイント
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=1586
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■催し物のご案内
◎中央図書館
・マルチメディアデイジー図書、作ってみよう!使ってみよう!
製作講習会※開催場所にご注意ください。
8月6日(土曜日)8月7日(日曜日)全2回 10時から16時30分まで
大阪市立総合生涯学習センター 5階 メディア研修室(大阪駅前第2ビル内)
*事前申し込みが必要です。詳しくはこちらから。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=josf1d7se-510#_510
読書体験会
8月20日(土曜日)13時30分から16時
大阪市立中央図書館5階 中会議室
*申込みは不要です。詳しくはこちらから。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jos1rrclm-510#_510

・教えて先輩!プロバスケットボールチームのスタッフってどんなお仕事するの?
B.LEAGUE大阪エヴェッサの試合運営や演出を担当している手塚明子さんを講師にお迎えして、仕事の内容をお話ししていただきます。
8月20日(土曜日)14時から15時30分(開場13時30分)当日先着順 300名
5階大会議室
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jox8lpeoc-510#_510

◎地域図書館
・西淀川図書館
郷土史講演会-大阪のおもちゃで遊ぼう!- 
大阪をはじめ日本には昔から子どもたちが遊んで楽しんできたおもちゃがあります。いろいろなおもちゃのお話を聞いて、実際におもちゃを作って遊んでみましょう。
7月23日(土曜日)14時から15時 当日先着順30名
西淀川図書館多目的室
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=joora7ghb-510#_510

・阿倍野図書館
あべの学セミナー 講演会「五代友厚の真実」
幕末期に薩摩藩の財政立て直しに貢献し、明治維新後は政商として大阪財界の基盤を作り上げ、大阪の発展に大きく寄与した五代友厚の足跡と業績をたどります。
7月31日(日曜日)14時から15時30分 当日先着順50名
阿倍野図書館多目的室
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jol1qftnn-510#_510
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■市立図書館バックステージ通信 第26回 
(1)豊竹咲甫太夫さん、竹澤宗助さん、鶴澤清志郎さん、吉田幸助さん、中西らつ子さんに聞きました!
大阪市立中央図書館はおかげさまでリニューアル開館から20周年を迎えました。
7月2日(土曜日)の開館記念日に大阪が誇る伝統芸能「文楽」に気軽に親しむイベントを開催しました。
中西らつ子さん作のイラスト紙芝居「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)十種香の段(じゅしゅこうのだん)」の技芸員による実演や、言葉遊び歌「さよなら三角またきて四角」を題材に実際に声を出していただく浄瑠璃教室、出演者によるトークショーをしていただきました。
終演後、出演された皆様にインタビューした内容をお届けします。
当日の様子はホームページでもご紹介しています。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jo4p60y5h-510#_510
図書館:
文楽紙芝居を図書館で公演されてみていかがでしたか。
豊竹咲甫太夫さん(以下、咲甫太夫さん):
らつ子さんの紙芝居を上演しながら語るのは2回目なのですが、床本(ゆかほん:文楽の舞台の台本にあたるもの)をめくるのとほぼ同時に紙芝居を抜くというのが、普段の舞台より2倍の集中力が必要でした。床本を少しめくりかけてから紙芝居を抜き、その直後に床本を完全にめくるという工夫をするなどしました。八重垣姫として「キャー!」と叫ぶところは、八重垣姫になりきり、思い切りよく発声しました。
竹澤宗助さん(以下、宗助さん):
三味線は普段どおりに弾くことができました。たとえ、幸助くんが演じるキツネにからまれても気にせず演奏していました。
鶴澤清志郎さん(以下、清志郎さん):
私も同じく三味線を普段どおり弾いていました。キツネが頭に乗ってきたり、首に巻きついたりしましたが、何も抵抗できなかったというのが本音です。
吉田幸助さん(以下、幸助さん):
上演前の紹介では、「わたしも少しだけ出ます」と言いましたが、キツネの人形とともに客席横から飛び出して舞台に駆け上がり、舞台上を動き回ったので、久しぶりにかなりの運動になりました。
図書館:
らつ子さんにお尋ねしますが、文楽を題材とした紙芝居を作ろうとしたきっかけは何でしょうか。
中西らつ子さん(以下、らつ子さん):
かつて関西で刊行されていた情報誌「Lmagazine (エルマガジン)」で文楽についてのマンガを連載していたことがありました。それをアレンジすれば紙芝居にできるのではないかと思いつき、作ることになりました。口語でセリフを書きましたので、文楽になじみのない方たちにも親しんでいただけたのではないかと思っています。
図書館:
図書館にも文楽が好きな職員がいて、劇場によく観に行っているようなのですが、古典以外のシェイクスピアのような創作文楽ももっと観てみたい、東京の国立劇場では上演されている演目が大阪ではされないこともあって残念だという声もききました。
宗助さん:
シェイクスピアは、大阪の国立文楽劇場でも何度か上演していると思いますよ。
ただ、東京と大阪では舞台の大きさが違いますからね、大道具によってできない演目もあるようです。
図書館:
創作文楽と言えば、今月7月23日(土曜日)から8月9日(火曜日)まで開催される夏休み文楽特別公演の第3部では「金壺親父恋達引(かなつぼおやじこいのたてひき)」が上演されますね。こちらは舞台で文楽として上演されるのは初めてだそうですね。新作を上演される頻度やタイミングは決まっているのでしょうか。
宗助さん:
公演でどの演目を上演するかは、国立文楽劇場など舞台関係者が決めることになります。「金壺親父恋達引」は、モリエールの「守銭奴」をもとに井上ひさしさんが作られたもので、ケチな父親が主人公の喜劇ですので、観に来られた方に楽しんでいただけると思います。
図書館:
コメディというのが面白そうですね。ところで、夏休み文楽特別公演では第1部で親子劇場をされますね。技芸員の皆さんはそのほかにも文楽鑑賞教室を開催されたり学校への普及活動に行かれるなど、長年子どもたちなど若い世代への文楽の普及にも努めておられますね。子どもたちに文楽の魅力を伝える際に心がけておられることがあれば教えていただけますか。
宗助さん:
本公演では難しいのですが、文楽鑑賞教室や学校を訪問しての文楽教室では、参加型のプログラムを取り入れるようにしています。子どもたちは、いつも積極的に参加してくれています。
図書館:
本日の公演でも、「さよなら三角またきて四角」を題材にした「浄瑠璃教室」では子どもたちも元気に声を出していましたね。とても楽しそうでした。
最後に、夏休み文楽特別公演の第1部と第2部についても見どころをぜひ教えていただけないでしょうか。
咲甫太夫さん:
第1部の親子劇場では、こちらも新作の『新編西遊記GO WEST!(しんぺんさいゆうき ごーうぇすと)』を上演します。おなじみの玄奘三蔵・孫悟空・猪八戒・沙悟浄が総出演の「西遊記」らしい構成なので、とても楽しいと思います。
清志郎さん:
『新編西遊記GO WEST!』では、三味線だけでなくお琴などの日本の伝統的な弦楽器が加わるのも魅力の一つです。
宗助さん:
第2部は名作劇場で『薫樹累物語(めいぼくかさねものがたり)』『伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)』を上演します。こちらは夏にふさわしい怖いお話です。ぜひ劇場へ観にいらしてください。
図書館:
イラスト紙芝居の上演では、かわいらしく表情豊かな登場人物に合わせた咲甫太夫さんの語りは熱がこもっていて、宗助さん、清志郎さんのピタッと息の合った三味線の音色が会場を一層盛り上げていました。また、幸助さんが遣われるキツネがまるで生きているように感じられ、参加者の皆さんがひきこまれていました。トークショーでは、幸助さんとらつ子さんの仲良し夫婦らしい掛け合いがとても楽しく、技芸員の皆さんのざっくばらんなお話もお聞きできました。子どもから年配の方まで、参加者の皆さんがさまざまなプログラムを楽しそうにご覧になったり、「浄瑠璃教室」では練習を重ねるごとにどんどん元気に発声されていたのが、印象的でした。
出演された皆様、本日はお忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただき、どうもありがとうございました。
※夏休み文楽特別公演については国立文楽劇場ホームページをご覧ください。
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku.html
(2)大阪市立科学館の嘉数次人さんに聞きました!
平成28年7月9日(土曜日)に、平成28年度大阪連続講座「近世おおさか理系図鑑」第1回講演会「町人学者間重富と近世大坂の天文学」を開催しました。
講演後、プラネタリウムの投影や企画をはじめとした科学普及の業務に携わりながら、専門の科学史について調査研究を行っておられる大阪市立科学館の嘉数次人学芸担当課長にインタビューした内容をお届けします。
図書館:
今回の講座を終えられた感想はいかがですか?
嘉数さん:
たくさんの方が来られていて、会場がいっぱい人で埋まっていたので、すごいなあと思って大変うれしかったです。
図書館:
研究されていることについて教えてください。
嘉数さん:
天文分野だけでなく、幅広く理系の切り口で大坂の町人学者について研究しています。講座でも取り上げた橋本宗吉、中天游、緒方洪庵などの他にもいろいろな人物がいて、大坂の理系力はすごいなと。商業イメージや懐徳堂等の文系的イメージがありますが、科学力・研究も発達していたということが、文献等を日々研究していると感じられます。科学館の展示や活動等を通して、それを感じてもらったり、大阪の町の見方が変わるとうれしいなと思っています。
科学史の研究については、マイナーで研究者が元々少ない分野なので、現在いる研究者が引退した後にその研究が途切れてしまわないように、今自分が研究している文書(間家文書など)の解題や記録を何らかの形で残して、新しい研究者が興味を持った時に、二度手間にならずすぐ研究にとりかかれるよう道しるべをつけておきたいと考えています。
図書館:
平成28年7月6日に出版されたばかりの初の単独著書『天文学者たちの江戸時代 : 暦・宇宙観の大転換』(http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0014132411)についても教えてください。
嘉数さん:
筑摩書房さんが、江戸時代の天文学で本を作りたいということで企画され、依頼されました。江戸時代の天文学全般、中でも大坂の天文学者について一章を割いて書きました。これは大阪にいて研究しているからこそ書けたことだと思います。
図書館:
大阪市立科学館についても教えてください。
嘉数さん:
夏ですので涼みがてら、大阪市立科学館にもきてください。「花火×科学 2016夏」として、花火と化学の深い関係を紹介しています。サイエンスショーや講演会など楽しい企画がいっぱいです。本の知識も大きいですが、科学館では頭と体を両方動かして楽しんでください。大阪市立中央図書館2階でも、科学館×図書館 ひらめきコラボ展「化学の目で見る花火展」(8月17日まで)を展示中です。科学館と図書館のどちらもぜひお越しください。
図書館:
本日は、どうもありがとうございました。

大阪市立科学館の「花火×科学 2016夏」http://www.sci-museum.jp/event/
大阪市立中央図書館2階展示 科学館×図書館 ひらめきコラボ展「化学の目で見る花火展」https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jop81mojo-510#_510
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■今日は何の日(7月21日)
•三好長慶勢、舎利寺の戦いで遊佐長教勢を撃破 - (1547年)
•市電曽根崎天満橋筋線(梅田新道―天満橋京阪電車前間)開通 - (1911年)
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=mul1u8kz8
*大阪市史編纂所のホームページでは、「今日は何の日」として、『新修大阪市史』第10巻に掲載された歴史年表の「市域関連事項」を一部修正し、日付ごとにまとめなおしたものをご紹介しています。
下記のページからご覧いただくことができます。
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=1151
毎日、その日の「今日は何の日」をトップページに表示しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の配信は2016年8月18日(木曜日)の予定です。
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