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『新修大阪市史』第9巻

第1章 大阪市行政の発展

  • 第1節 都市交通体系の再編 (3)
    • 1 道路交通の整備 (3)
      • 交通渋滞と一般道路の整備/阪神高速道路/交通安全対策から環境保全対策へ
    • 2 地下鉄網の整備 (14)
      • 市域内の充実/市域外への延伸/新交通システムと総合交通体系
    • 3 港湾と空港 (28)
      • 大阪港と南港開発/南港ポートタウン/テクノポート大阪/関西国際空港
    • 4 公営交通事業の財政 (39)
      • 市バスの経営難/借金返済に悩む地下鉄/公営交通事業の再建
  • 第2節 環境政策と社会福祉 (53)
    • 1 公害対策から環境保全対策への展開 (53)
      • 公害対策/公害保健対策/環境保全対策
    • 2 生活環境行政の整備 (62)
      • 都市化とゴミの増大/ゴミ処理事業/し尿処理事業/埋火葬事業/下水道整備計画の展開/大規模浸水対策事業/水需要の変化と水道事業/充実期へ向かう水道事業/琵琶湖総合開発の負担
    • 3 公園・緑地・都市景観 (77)
      • 緑化一〇〇年宣言/都市公園の整備/大阪の公園/「水の都」の変容/万博公園と大阪市/国際花と緑の博覧会/緑化事業の新展開/ハーバービレッジと海遊館
    • 4 福祉と保険 (91)
      • 民生行政機構の変遷/生活保護事業/低所得者対策/児童・母子福祉事業/老人福祉事業/心身障害者福祉事業/社会福祉協議会とボランティア協会/国民健康保険事業/大阪市保健福祉計画の対策
    • 5 市民の保健と医療 (106)
      • 衛生行政の始まり/伝染病との闘い/桃山病院から桃山市民病院へ/感染症センター開設/市民病院と総合医療センター/大阪市立大学附属病院/保健所の機能と役割
  • 第3節 都市の再開発 (117)
    • 1 分区と合区 (117)
      • 四十九年分区前史/拡大した区間の不均衡/行政区審議会の設置/地元の反応/分区の決定/新北区・中央区の発足
    • 2 都市再開発事業 (125)
      • 再開発事業の系譜/大阪市総合計画にみる再開発構想/都心構造の再構築/阿倍野再開発事業/大阪ビジネスパーク/弁天町駅前開発事業/地下空間の活用/望ましい都市構造への誘い
    • 3 市街地住宅政策 (142)
      • 量の充足から質の改善へ/居住環境の改善/大規模住宅地の開発/住宅地区改良事業/さまざまな住宅政策/大阪市住宅供給公社/新たな住宅政策の展開
    • 4 生活環境の整備 (157)
      • コミュニティの形成/コミュニティ施設の整備/市民生活と消防・救急
  • 第4節 明日の大阪 (166)
    • 1 総合的都市経営 (166)
      • 科学的行政の推進/市庁舎の建設と中之島シビックセンター/市民組織の育成とコミュニティづくり/市民参加と市民エネルギーの結集/行政機構の変遷
    • 2 低成長下とバブル期の大都市財政 (183)
      • 高度成長期の財政赤字構造/大都市税源拡充の試み/低成長期の財政赤字構造/バブルとその崩壊後の行財政運営/歳入構造の変化
    • 3 広域行政の展開 (200)
      • 全国総合開発計画上の大阪の地位/近畿圏基本整備計画と大阪/大阪都市圏の拡大と京阪神大都市圏/大阪地方計画'62・大阪府総合計画/隣接都市との関係
    • 4 二一世紀に向けて (217)
      • 大阪市総合計画/基本構想一九九〇/万国博開催と関連事業/国際交流の推進/大阪市総合計画一九九〇(第二次)/大阪二一世紀計画/国際花と緑の博覧会/大阪市総合計画21/世界都市大阪の主なプロジェクト

第2章 国際化のなかの大阪経済

  • 第1節 開放経済への移行と近代化 (243)
    • 1 日本経済の転換期 (243)
      • 四十年不況/不況の浸透と繊維・家電業界/深刻化する中小企業倒産/不況対策と国債発行/景気の回復/戦後最長の好況とひずみ
    • 2 開放経済体制への移行 (259)
      • 資本自由化の背景/資本自由化の進展/国際化と産業再編成/企業集団の形成/総合商社の機能強化/下請・流通再編/資本自由化の影響
    • 3 近代化を図る大阪経済 (277)
      • 都市構造の変化/過密化と都市機能の低下/工場の地方分散/近代化と中小企業施策/集団化と工業団地/共同工場/中堅企業の成長
    • 4 変貌する商都 (299)
      • 流通機構の変化/卸売業の地域構造の変化/卸売業の機能強化/中小卸の経営対応/流通近代化と卸商業団地/OMMと船場センタービル/都市再開発と小売業の振興
  • 第2節 転換期に立つ大阪経済 (325)
    • 1 ニクソン・ショックと石油ショック (325)
      • 国際収支の黒字定着/ニクソン・ショックと変動相場制/中小輸出業者の苦境/インフレの加速化/石油ショックと狂乱物価/パニックから不況へ
    • 2 変化する国際環境 (335)
      • 貿易摩擦と日米繊維交渉/南北貿易問題と特恵供与/発展途上国の追い上げ/阪神両港の機能低下/日中国交回復
    • 3 苦悩する大阪経済 (348)
      • 経済機能の変容/都市工業の変容/卸売業の構造変化/大阪卸売業の地位低下/苦悩する問屋街/量販店の成長と小売地域構造の変化/キタとミナミの変容/商店街・市場の苦境
    • 4 高度経済成長のひずみ (363)
      • 消費者問題と消費者運動/大阪市の消費者保護行政/大阪市消費者センター/狂乱物価と物価対策
  • 第3節 低成長化の大阪経済 (373)
    • 1 経済環境の変化 (373)
      • 不況下の五十年代初頭と円高の進行/景気回復下の設備投資/第二次石油ショックと低成長/NIESの台頭と国際化の進展/国内市場の成熟とサービス経済化/情報化社会の進展
    • 2 大阪経済の高度化 (380)
      • 産業構造の変容/大阪経済の緩慢な回復/直接生産部門の相対的後退
    • 3 工業の多様な変化 (384)
      • 工業の相対的地位の低下/工場流出と零細化/重化学工業から都市雑貨型へ/環境激変下の中小工業/変容する工業地区/都市型工業の展開/繊維会社の脱繊維戦略/脱本業化の展開とマンションメーカー/紡績百周年と輸入綿糸問題/「川筋造船」の幕切れ/脱本業をめざす家電業界/ME革命下の大阪の工場
    • 4 卸売業の動向 (403)
      • 低落続く全国シェア/市域外への分散/総合商社の大阪離れの加速化/変貌する卸売業の業種実態/先端部門の立ち後れ/狭域化する卸商圏/繊維部門の動向
    • 5 サービス業の拡大 (414)
      • 業種構成の変化/急成長の情報サービス業/注目をあびる人材派遣業/時流に乗るリース産業/ニュービジネスの台頭
    • 6 国際化の新展開 (421)
      • 企業の海外戦略の変容/外国銀行の大阪進出/高まる外国の企業誘致熱/貿易構造の変化
    • 7 大都市の経済的衰退 (428)
      • 欧米大都市の衰退問題/工業規制の緩和の要求
    • 8 大阪経済の振興 (430)
      • 大阪特有の条件/東京への集中と地方への分散/振興課題の多様性と相互連関/先端技術産業の育成/ベンチャービジネスの育成/異業種交流の活発化/ファッション産業の振興/工業用地の整備/新しい産業基盤の整備と文化振興/大阪経済の新たないぶき
    • 9 昭和五十年代に描かれた将来像 (448)
      • 新たな再生・復権論/一九八〇年代の地域産業ビジョン/大阪市経済ビジョンの策定
    • 10 昭和から平成へ変転する経済 (456)
      • 円高不況から内需主導型拡大へ/バブル経済とその崩壊/バブル経済下の株式取引/バブル経済の負の遺産/東京一極集中の進展/脱工業化の進展と工場数の減少/小零細小売商店の衰退/円高再来-二桁台に突入/ウォーターフロント開発/大阪湾臨海地域開発整備法/大阪市総合計画21にみる経済政策/関西国際空港と大阪経済

第3章 新しい社会問題と社会運動

  • 第1節 高度経済成長のひずみと社会運動 (477)
    • 1 市民生活の向上と公害問題 (477)
      • 「政治の季節」から「経済の季節」へ/高度経済成長の諸結果/勤労者の生活の向上/消費支出の動向/公害問題の重大化/御堂筋で昼間ヘッドライトをつける/西淀川住民の公害反対運動/大阪市の公害対策
    • 2 新しい地方政治の動向 (492)
      • 他党化の時代/中馬市長の登場/国政選挙の動向
    • 3 労働運動の展開 (496)
      • 春闘の発展と労働組合の諸闘争/女子労働者の増大/大交婦人部の身体検査全廃のたたかい/同盟とIMF・JCの結成
    • 4 平和と民主主義の運動の広がり (506)
      • 原水禁運動の分裂と安保共闘の解体/沖縄返還運動とベトナム反戦運動開始/大阪の日韓条約反対運動/在日韓国・朝鮮人の動向
    • 5 市民諸階層の運動 (516)
      • 母親運動と保育運動/部落解放運動と同和対策事業の本格化/釜ヶ崎「暴動」/労働運動と住民・市民運動
  • 第2節 高度成長下の都市問題と社会運動の多様化 (525)
    • 1 深刻化する公害とその対策 (525)
      • 大気汚染/西淀川区の公害地域指定/騒音と排気ガス/道路公害反対運動/水質汚濁/産業廃棄物問題
    • 2 都市再開発の矛盾 (537)
      • 加速する車社会の矛盾/万国博関連事業と天六ガス爆発事故/地下街の広がりと不安/釜ヶ崎「暴動」とあいりん地区問題
    • 3 社会運動の新しい段階 (550)
      • 保育運動の発展と学童保育/新しい障害者運動/中之島景観保存運動/難波宮跡保存運動
    • 4 社会運動の対立と分裂 (571)
      • 高度成長と労働運動/労働戦線統一の試み/部落解放運動と「矢田事件」/ベトナム反戦運動
    • 5 都市問題と都市政治 (583)
      • 昭和四十二年の統一地方選挙/昭和四十六年の地方選挙/国政選挙の動向
  • 第3節 転換期の市民生活と社会運動 (589)
    • 1 低成長下の市民生活と社会問題 (589)
      • 石油ショックとパニック/大阪市の消費者行政/府と市の公害対策/窒素酸化物の規制と緩和/公害は終わったか?/インナーシティ問題/コミュニティ政策/赤十字奉仕団から地域振興会へ/変容する釜ヶ崎と「暴動」の再発/在日韓国・朝鮮人と新しい在日外国人問題
    • 2 地域と市民運動 (628)
      • 消費者運動の発展/大阪消団連/戦後大阪の生協運動/市民生協/西淀川公害訴訟/都市再開発と住民運動/まつり・まちづくり・市民運動
    • 3 変容する社会運動 (657)
      • 転換する労働運動/労働戦線の再編-統一と分裂-/女性の生活と権利・ネットワーク/部落解放運動の新展開/反核平和運動の高揚と分裂/戦争資料館・戦争体験継承運動・戦争展/革新の退潮と「与野党相乗り」

第4章 多様化する大阪文化

  • 第1節 社会の変動と教育 (689)
    • 1 学校教育 (689)
      • 児童・生徒数の推移/学校規模・配置の適正化/同和教育の推進/越境入学の防止/中学校の夜間学級/幼稚園の推移/養護学校教育の義務制/高等学校の多様化/高校の情報処理教育の始まり/各種学校の推移/専修学校の発足/流出する大学と短期大学/大阪市立大学の状況
    • 2 社会教育行政の潮流 (736)
      • 社会教育の課題/コミュニティと地域社会教育/一区に一館図書館を/市職労組の社会教育行政批判/社会教育行政指針/生涯教育の思想/生涯学習大阪計画/社会同和教育のあゆみ/大阪市の婦人教育/青少年教育施設/博物館施設等の整備/文化財行政と伝統芸能の保護/スポーツの振興/その他の社会教育/セイル大阪と「あこがれ」
  • 第2節 宗教界の動向 (759)
    • 1 今日の神道と祭礼 (759)
      • 憲法調査会中央公聴会/神社の教化策/郷に入っては…/都市の祭礼・天神祭/今日の祭礼
    • 2 現代仏教の諸相 (771)
      • 各宗派の教化活動/市内各宗派の教化活動/真宗大谷派/浄土真宗本願寺派/浄土宗/和宗/融通念仏宗/全宗派的な活動/民族信仰・年中行事
    • 3 今日の社会とキリスト教会 (788)
      • 教勢の推移/政治・社会問題と宗教/万国博参加問題/尾を引いた紛争/部落解放キリスト者協議会/教会と差別/韓国との関係/教会と国家/大阪における諸活動
  • 第3節 課題をになう文化・芸術 (806)
    • 1 日本万国博と大阪の文化 (806)
      • 「人類の進歩と調和」-万国博/大阪労演と大阪労音/歌舞伎と文楽と漫才と/伝統芸能から都市型芸能へ/社会的・経済的諸条件/百貨店の場合/大阪に育つ文化
    • 2 低成長と文化の変貌 (820)
      • カルチャー産業の勃興/朝日カルチャーセンター/広がる東西格差/盛り場の変転/ど根性・がめつい・どケチ
    • 3 今日の大阪文化 (834)
      • 八〇年代漫才ブーム/落語・文楽・浪曲・松竹新喜劇/「文化の時代」の大阪/大阪21世紀計画
    • 4 大阪文化-二一世紀へ (845)
      • 都市づくりの現状と課題/これからの大阪文化

〔巻末付録〕

  • 第9巻執筆分担
  • 資料提供・協力者
  • 写真・図・表一覧
  • 参考文献目録