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トップ > 市史編纂所> 刊行物> 新修大阪市史 本文編> 新修大阪市史 第7巻 
 

『新修大阪市史』第7巻

第1章 都市政策の展開

  • 第1節 恐慌期の都市政策 (3)
    • 1 大大阪の建設 (3)
      • 大大阪デー/市勢の発展/大阪市の地位/関一の都市政策/総合大阪都市計画/都市基盤の整備/大阪都市協会の創立/全国都市問題会議
    • 2 財政危機の進行と大阪市財政 (25)
      • 官治主義の矛盾/地租委譲問題/大阪市の財政/財政の問題点/関一の自治論/恐慌期の財政/市民の負担増/市会の論議
    • 3 政党政治下の大阪市政 (45)
      • デモクラシーの波/大正十四年の市会選挙/市会与党の形成/会派別の構成/普通選挙の実施/党派別選挙結果/市会の構成変化/与野党の特徴/関市長の三選/市政構造の再編
  • 第2節 準戦時体制下の市政 (65)
    • 1 都市膨張と都市問題 (65)
      • 準戦時体制/地域構造の変貌/行政区別の特性/郊外住宅地/御堂筋の建説/地下鉄の開通/都市計画の新展開/室戸台風復興事業/公害の激化/煤煙防止規則/社会事業の展開/救護法の施行
    • 2 行財政と市政の再編成 (91)
      • 高橋財政の展開/大阪市財政の推移/特別市制問題/特市要求と政府の動き/運動の高揚/東京都制法案/特別市制問題の帰趨/準戦時と大阪の政・財界/昭和八年の市会選挙/洪水与党の出現/晩年の関市長/加々美武夫市政
  • 第3節 国家総動員体制と市政 (117)
    • 1 戦争による市政の変化 (117)
      • 坂間市長の登場/特別市政の主張/事業第一主義/政情の変化/学務委員選任問題/日中戦争の全面化/京阪神防空演習/戦死者の続出/時艱克服と留守家族援護/国民精神総動員/町内会助長方針/町会の結成/市会での町会批判/市会の状況/下水道条例をめぐって/下水処理場の完成
    • 2 戦時行政と都市問題 (149)
      • 警防団の編成/町会・隣組の強化/銀バスと青バス/市会の変化/翼賛市会への道/降下煤塵量の増加/戦時下の煤煙防止/保健行政/公園の建設/防空施設としての公園/防空壕と高射砲陣地/河川浄化の努力
  • 第4節 太平洋戦争下の市政 (176)
    • 1 翼賛体制の確立 (176)
      • 太平洋戦争の勃発/電力国家管理/関西配電創立/決算報告をめぐって/翼賛総選挙/市会の翼賛選挙/翼賛市会の誕生/大政翼賛会と翼賛壮年団
    • 2 戦争末期の大阪市政 (198)
      • 大阪市への編入運動/大合併構想/市域拡張案の消滅/各区の人口変化/分増区の理由/分増区の実施/北部の区/中部と西部の区/東部と南部の区/市制の大改正/市会議員の応召/坂間市長三選/職制の変遷

第2章 産業と経済の変貌

  • 第1節 恐慌下の大阪経済 (231)
    • 1 金融恐慌と大阪経済 (231)
      • 震災手形の処理をめぐって/金融恐慌第一期/金融恐慌第二期/金融恐慌第三期/嵐のような預金取り付け/日銀大阪支店の徹夜体制/銀行の休業とモラトリアム/住友銀行預金高首位へ/大阪系銀行の集中活動/中小商工業問題の激化
    • 2 昭和恐慌と大阪経済 (255)
      • 金解禁政策の推進/金解禁問題懇談会の開催/多数を占めた解禁賛成論/金解禁と大恐慌の合流/生産と貿易の激減/大企業への打撃/中小企業の経営困難/生産・販売不振の原因/カルテルと大企業/工業組合と中小企業/大阪府の損失補償制度/金輸出再禁止へ
  • 第2節 景気の回復と産業構造の転換 (288)
    • 1 素材型工業都市への発展 (288)
      • 回復の早かった大阪経済/重化学工業の立ち直りと発展/工業構造の変化/金属工業と住友財閥/中小工業の活況と新設ラッシュ/下請制の普及と拡大/尼崎工業との一体化
    • 2 大阪製品の世界的進出 (316)
      • 輸出の回復と発展/重化学工業と繊維製品の増加/輸出市場の分散化/輸出市場の活況と労働実態/貿易摩擦の激化
    • 3 大阪経済の地盤沈下の進行 (333)
      • 経済的地盤沈下問題の発展/大阪と東京の工業構造/重工業の業種構成/大阪市重要工業復興委員会
  • 第3節 日中戦争と統制経済 (348)
    • 1 経済統制による産業再編成の強行 (348)
      • 戦時経済統制の開始/工業の再編成/商業の再編成/貿易の再編成
    • 2 重化学工業の設備拡張と地域展開 (365)
      • 金属工業の設備拡張/機械器具工業/化学工業/重化学工場の地域展開/東京事務所の開設と拡充
    • 3 軽工業と中小企業の戦時再編成 (382)
      • 繊維工業の縮小再編/中小企業の転業政策/大阪市中小工業の転廃休業/下請制の拡大と矛盾/下請制の再編成/協力工業協議会
    • 4 電力業の再編成 (401)
      • 電力国家管理の実施/日本発送電への統合/電力国家管理の強化
  • 第4節 太平洋戦争下の大阪経済 (411)
    • 1 経済統制の強化と企業整備 (411)
      • 相次ぐ企業整備/大阪府における中小商工業の整備/綿紡績会社の整備/貿易商社の整備/百貨店の整備
    • 2 大阪経済の変貌 (437)
      • 軍需一色の大阪経済/大阪陸軍造兵廠の大拡張/住友財閥の成長/研究開発の前進/海外への工場進出/大阪大空襲の被害

第3章 市民生活と社会運動

  • 第1節 大阪市民の生活史 (463)
    • 1 大大阪の住民 (463)
      • 人口構成/労働者の状態/俸給生活者の「没落」/店員・雑業者そして農民
    • 2 日常の市民生活 (478)
      • 家計に見る衣食/住宅の階層性/余暇・娯楽そして団結/大阪市民の生と死
    • 3 都市社会問題の様相 (497)
      •  「水の都」と「煙の都」/失業と貧困/住宅・衛生問題とスラム/在日朝鮮人と被差別部落
  • 第2節 社会運動の発展・激化・衰退 (512)
    • 1 労働運動の発展と無産政党の成立 (512)
      • 日本労働総同盟の分裂/無産政党の成立/労働戦線の概況/第一回普通選挙と三・一五事件/労農党再編と総同盟第三次分裂
    • 2 大恐慌と生活防衛闘争の激化 (527)
      • 市民生活の危機/激発するストライキ/在日朝鮮人と全協/借家人と小売業者の運動
    • 3 満州事変期の市民生活 (539)
      • 熱狂する民衆/青年団・婦人会・在郷軍人会/社会不安の深刻化/景気回復と室戸台風
    • 4 ファシズムの進展と民衆の抵抗 (550)
      • 反戦闘争とプロレタリア文化運動/国家社会主義の一時的高揚/部落解放運動の新展開/労働運動の右傾化/反ファシズム人民戦線運動
  • 第3節 広がる戦線と銃後 (566)
    • 1 社会運動の解体 (566)
      • 社会大衆党の転換/弾圧と右旋回/産業報国運動の形成/労働組合の解消/市電交通労組と市電従/旧態をとどめぬ大転向/事業報国会の設立/かりがね会の誕生/反戦と女性解放/日本共産主義者団/全国水平社の転換/右翼団体との提携/経済更生会/軍需品受注と統制強化/水平運動と融和運動の変化/同和奉公会/大阪靴更生組合/逆転業防止と勤労報国隊/戦争遂行への協力/全関西婦人聯合会と戦争/婦人団体の統合
    • 2 戦時下の市民生活 (617)
      • 戦争と民衆/天神祭と防空演習/南京占領/祝勝気分/渡船事故と大劇火災/関西角力協会の解散/戦時下の貧困/「支那事変」一周年/戦時色の強化/西成線事故と電力不足/奢侈禁止/配給制の実施/在住朝鮮人の増加/職業と教育程度/「保護」から「同化」へ/大阪府協和会/相愛会から啓明会へ/戦争への動員
  • 第4節 太平洋戦争下の市民生活 (664)
    • 1 戦局の悪化と市民 (664)
      • 来襲の覚悟/興亜拓殖訓練道場/満州移民/動物処分/建物疎開/人員疎開/学童疎開/戦況の悪化と町会/戦争末期の町会業務/国民義勇隊/日赤第三〇二救護班大阪班/山岳地帯の死の移動
    • 2 空襲による焦土化 (694)
      • 壊滅した大阪/B29の初来襲/単機空襲の頻繁化/無差別焼夷弾爆撃への転換/大阪爆撃命令/第一次大空襲/罹災者五〇万人/市民への衝撃/その後の空襲/六月一日の大空襲/六月七日の大空襲/六月十五日の大空襲/大空襲と気象変化/六月二十六日の大空襲/七月十日の堺大空襲/七月二十四日の大空襲/大阪湾への機雷投下/模擬原爆投下/戦争終局期の空襲/最後の大空襲
  • 第5節 大阪市民と軍隊 (749)
    • 1 昭和初期の大阪の軍隊 (749)
      • 軍縮後の陸軍部隊/大阪市民と兵役/満州事変と第四師団
    • 2 日中戦争と大阪の軍隊 (763)
      • 陸軍兵力の動員と徴兵制度/陸軍軍制と部隊の改編/陸軍部隊の編成と出動
    • 3 太平洋戦争と大阪の軍隊 (775)
      • 徴兵制度の強化/大阪師団の戦歴/大阪における海軍部隊
    • 4 本土決戦と大阪の軍隊 (795)
      • 本土決戦準備と根こそぎ動員/本土決戦部隊の編成と配備/本土決戦体制と中部軍/護阪部隊と特設警備隊

第4章 文化と教育

  • 第1節 大阪の都市文化 (819)
    • 1 音と光の文化 (819)
      • 昭和御大典記念事業/市営電気事業と電気の普及/赤い灯、青い灯/ネオンサインとアドバルーン/JOBKと千里放送所/国民歌謡の誕生/無声映画からトーキーへ/松竹レビュー時代の開幕/SSK争議/大阪松竹少女歌劇団/昭和初年の歌舞伎界/新派と新国劇/曽我廼家喜劇の系譜/大阪協同劇団/御霊文楽座から四ツ橋文楽座へ/吉本興業と漫才/カフェーとダンスホール
    • 2 近代洋風生活の普及 (853)
      • 学校教育の中の洋風化/洋風生活と日本家屋/近代建築群と都市計画/尺貫法からメートル法へ/大阪城天守閣の復興/市立美術館の創設/スポーツの普及/春・夏の中等野球/職業野球と実業団野球/関西の庭球/その他のスポーツ/大阪のスポーツ誌
    • 3 軍国主義と文化 (876)
      • ニュース・戦意高揚映画/映画法と文化映画/文部省推薦映画/戦時市民の歌/替え歌・われらのうた/国民合唱の登場/スポーツ大会の中止/錬成という名のスポーツ/科学する心と肇国の精神/戦時下の市立美術館/戦時体制下の演芸興行界/演芸の統制と弾圧/軍事劇と国策宣伝劇/生活の息抜き
  • 第2節 昭和初期の教育 (907)
    • 1 初等教育の変遷と室戸台風 (907)
      • 人口増と小学校/二部教授の推移/夜間教授/室戸台風と児童の犠牲/中等学校と外島保養院/校舎復興と教育塔/勤労学校/勤労学校から国民学校へ/欠食児童と給食/学校給食の拡充/郊外学園
    • 2 教育の拡充 (933)
      • 中学入試の試行錯誤/市立と府立の女学校/女子実業補習学校/青年訓練所と青年学校/府立夜間中学/市立盲学校/盲学校生徒の同盟休校/盲人のために/市立聾唖学校/大阪商大と大阪帝大
  • 第3節 戦時下の教育 (959)
    • 1 中等学校入試の変化 (959)
      • 中等学校入試の過熱化/国史一科目入試/国体重視の出題/世論の風あたり/学科試験全廃/四回にわたる文部省通牒/学科なし入試/入試に学区制/教育制度の急変
    • 2 戦局の悪化と学校教育 (980)
      • 国民学校の実施/青年学校の義務化/生徒数と出席率/学業不振児童の教育/思斉学校の誕生/思斉国民学校/実業教育と普通教育/市立最初の中学校/商業学校無用論に反発/局面の急変/工業学校への転換/教室即工場/女子商業学校の増設/存置商業学校の進路/都島高工の創立/市立医専の創立/商科大学学生の動き/大阪商大事件/学徒出陣・学徒動員
  • 第4節 学童疎開 (1025)
    • 1 集団疎開の準備と実施 (1025)
      • 学童疎開促進要綱/学童集団避難/疎開希望調査と縁故疎開/学童集団疎開/疎開地の選定/出発準備と受け入れ態勢/第一次集団疎開/面会開始と第二次集団疎開/さまざまな集団疎開/疎開生活の始まり/疎開生活査察隊/体位の低下と病気/寮舎の火災
    • 2 集団疎開の強化と終了 (1055)
      • 大阪大空襲/二十年度の集団疎開/四国への集団疎開中止/大阪・和歌山からの再疎開/その他の再疎開/郊外学園への収容/戦争終結と疎開完了

〔巻末付録〕

  • 第7巻執筆分担
  • 資料提供・協力者
  • 写真・図・表一覧
  • 参考文献目録