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大阪に関するよくある質問
図書館に寄せられるよくお尋ねのある質問と回答をまとめてみました。
大阪に関するよくある質問
>> コンテンツ詳細
質問
阿倍野墓地にはどんな人びとが眠っているのですか。
回答
阿倍野図書館の西側窓より眼下に広がる広大な阿倍野墓地。その成り立ちについては別項に記載していますが、そこには大阪の形成に貢献された方々が多く眠っています。 政治家では7代目市長関一(せきはじめ)、経済人では大阪株式取引所や大阪商法会議所、大阪商業講習所(現在の大阪市立大学)を設立した五代友厚(ごだいともあつ)が著名ですが、他にも、日本銀行大阪支店長、大阪瓦斯社長、南海電鉄社長、阪神電鉄取締役などを務め戦前の関西経済を牽引した片岡直輝(かたおかなおてる)、渋沢栄一とともに大阪紡績株式会社を設立してのちに東洋紡の初代社長となった山辺丈夫(やまべたけお)、大阪電灯の初代社長、大阪商業会議所会頭などを務め、通天閣を建てたともいわれる土居通夫(どいみちお)、日本銀行大阪支店長、大阪貯蓄銀行頭取、衆議院議員、阪神電鉄社長を務めた外山脩造(とやましゅうぞう)、久保田鉄工所創設者の久保田権四郎(くぼたごんしろう) 、内国勧業博覧会開催時の大阪府知事であり、日本製鋼所会長や浪速銀行頭取も務めた高崎親章(たかさきちかあき)、明治期の火薬商で衆議院議員も務めた粟谷品三(あわたにしなぞう)がいます。 文化人では大阪を代表する日本画家菅楯彦(すがたてひこ)、幕末明治期の国学者で大阪国学講習所の講師などを経て北堀江に百園塾を開いて門人を育成した敷田年治(しきたとしはる)、上方舞で有名な山村流開祖山村友五郎(やまむらともごろう)、近世三味線の名手豊沢団平(とよさわだんぺい)、義太夫三弦の名家鶴沢寛治(つるさわかんじ)、明治・大正期の歌舞伎俳優中村雀右衛門(なかむらじゃくえもん) 、懐徳堂に学びのちに『浪速人物誌』を刊行した岡本撫山(おかもとぶざん)がいます。 意外にも新聞人も多く、大阪毎日新聞社長であり、富民協会を設立するなど社会文化事業にも貢献した本山彦一(もとやまひこいち)、大阪朝日新聞主筆で「天声人語」の名付け親ともいわれる西村天囚(にしむらてんしゅう)、朝日新聞社の創設者の1人であり、古美術にも造詣が深く香雪美術館に蒐集品が収蔵されている村山龍平(むらやまりょうへい)、その朝日新聞社に入社して大新聞社にする礎を築いたといわれる上野理一(うえのりいち)がいます。 ほかの分野でも、大阪医学校の院長を経て桃山病院長となった高橋正純(たかはしまさずみ)、維新後の大阪で師範学校長を務め教科書出版に功績を残した日柳三舟(くさなぎさんしゅう)、浪花協会の牧師で梅花女学校(現梅花学園)の設立者沢山保羅(さわやまぽうろ、名は使徒パウロに由来する)、書家の小林卓斎(こばやしたくさい 次女は村山龍平の妻)、大阪の女子教育に生涯を捧げた柴直太郎(しばなおたろう)、歯ブラシや靴墨の発明者臼田馬造(うすだうまぞう)など、その業績の多様なことに驚かされます。日本自由メソジスト協会の指導者で、大阪伝道学館(現在阿倍野区にある大阪キリスト教短期大学の前身)を設立した河辺貞吉(かわべていきち)のお墓もあるといわれていますが、確認はできませんでした。 お墓としては、五代友厚のお墓が大変立派で鳥居までしつらえてあるのが珍しいといえます。その近くには、菅楯彦とその妻―一世を風靡した名妓富田屋八千代―の、二人並んだ夫婦墓があります。粟谷品三のお墓は地面より一段と高い台座にあり圧倒される高さです。 『大阪史蹟辞典』*1では22人の方々のお墓と、死節群士之墓、竹田芝居焼死人之墓について解説し、他に8名の著名な方々の氏名を列挙しています。『大阪市内における建碑』*2では、この方々の氏名を列挙し、碑文も記載しています。 『浪速叢書 第10 稿本大阪訪碑録』*3には、阿倍野墓地の主要なお墓の墓石から拓本を取った写真の一部と、碑文がそのまま記載されています。粟谷品三、日柳三舟(碑文は藤澤南岳撰)、小林卓斎(碑文は朝日新聞の著名な記者西村天囚撰)、敷田年治、柴直太郎、高崎親章(碑文は西村天囚撰)、高橋正純、外山脩造、山辺丈夫(碑文は森林太郎撰)、岡本撫山(碑文は藤澤南岳撰)などの碑文が漢文のまま見ることができます。
参考文献
*1 『大阪史蹟辞典』三善貞司 清文堂出版 1986 書誌ID0000214926
*2 『大阪市内における建碑』川端直正編 大阪市役所行政局 1960 書誌ID 0000322889
*3 『浪速叢書 第10 稿本大阪訪碑録』船越政一郎編 名著出版 1978 書誌ID 0000245016
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地誌
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