終了報告

4月27日(土曜日)、中央図書館にて「世界自閉症啓発デー講演会・体験会」を開催しました。
最初に、児童精神科医の門眞一郎(かどしんいちろう)氏にご講演いただきました。発達障がい児者のコミュニケーションについて、「メリハリ(減り・張り)のハリの部分を如何に理解し、伸ばすか」といったお話のほか、絵カードを使ったコミュニケーションの方法であるPECS(ぺクス)について、詳しく解説していただきました。

次に、大阪市発達障がい者支援センター所長の井上芳子氏より、発達障がい児者に対する大阪市の支援の状況について、これまでの経過も踏まえ、丁寧にご説明いただきました。

最後に、先のお二人の講師に、会場からの質問に答えていただく形でシンポジウムを行いました。門先生からは、発達障がい者の就労支援として、地ビールづくりの取組をご紹介いただき、また井上所長からは、発達障がい児者の保護者向けに行っているペアレントトレーニングについて、ご説明がありました。

会場内では、熱心にメモをとっておられる方も見受けられました。
ホワイエで同時開催していたSAORI織りのワークショップもとても好評でした。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。



【日時】平成31(2019)年4月27日(土曜日)13時から16時(開場12時30分)　終了しました
【会場】中央図書館 5階 大会議室およびホワイエ
【内容】

• 大会議室

　　　講演会「発達障がい児者のコミュニケーションと支援」
　　　講師　児童精神科医　門眞一郎（かど　しんいちろう）氏
　　　
　　　講演会「大阪市の支援について」
　　　講師　大阪市発達障がい者支援センター所長　井上芳子氏

　　　シンポジウム
　　　座長　田川元康氏

• ホワイエ

　　　さをり織り体験　リストバンド・ブローチ
　　　講師　SAORI大阪
　　　材料費300円

【定員】200人(当日先着順)
【共催】大阪市立中央図書館・大阪自閉スペクトラム症協会(別ウィンドウが開きます)
【問い合わせ】大阪市立中央図書館　06-6539-3326
                    大阪自閉スペクトラム症協会　06-4862-4144