謡本を読んでみよう!~「若手能」鑑賞のための入門講座
【中央】謡本(うたいぼん)を読んでみよう! 終了報告
能の台本を「謡本(うたいぼん)といいます。今回の入門講座は「羽衣(はごろも)」を素材として開催されました。
最初に久田さんによる「能」の基本知識を含めた解説がありました。「能」とは、もともとは神に見せるためのものであったとの説明がありました。
引き続き、「羽衣」の謡本を見ながら、読み方、演じ方の解説があり、能の謡本には昔からある和歌などを巧に取り入れて構成されていることなどの説明がありました。
また、寺澤さんの解説と指導により、受講された方全員で、声を出して、謡本を読みました。
最後に、久田陽春子さんの小鼓と寺澤幸祐さんの謡により、「羽衣」の最後の天人が舞楽を舞いながら富士山の高嶺に昇ってゆき天空の霞の中に消える場面を、鑑賞させていただきました。
久田陽春子さん、寺澤幸祐さん、今年もすてきな解説と実演をありがとうございました。
<講座の様子>
能鑑賞がはじめての方向けの入門講座です。
能の台本を「謡本(うたいぼん)といいます。
今回の講座では、平成31年1月19日に行われる第28回能楽若手研究会大阪公演の演目である「羽衣(はごろも)」等の解説を聞きながら、一部をみんなで声に出して読みます。
【日時】: 平成31年1月12日(土曜日)13時から15時30分(開場 12時30分) 終了しました
【場所】: 中央図書館5階 中会議室
【講師】: 久田 陽春子(ひさだ やすこ)氏 [能楽大倉流小鼓]
【定員】: 60名(当日先着順)入場無料
【対象】: どなたでも
【お問い合わせ】:電話→中央図書館利用サービス担当 (06-6539-3303) まで
来館→中央図書館 1階または地下1階 相談カウンター まで
謡本講座ちらし
(PDF形式;482kb)
第28回能楽若手研究会大阪公演については「第28回能楽若手研究会大阪公演」ページをごらんください。