謡本を読んでみよう!~「若手能」鑑賞のための入門講座
[終了報告]
毎年、冬の恒例の講座として、久田陽春子さんに、平成30年1月20日(土)に開催される、第27回「若手能」大阪公演の演目である「菊慈童(きくじどう)」を解説していただきました。講座にはシテ方である寺澤幸祐(こうすけ)さんにもお越しいただきました。
能についての基本的な説明から始まり、続いて「菊慈童」の出だしから最後まで、ひとつひとつの謡の文の意味だけでなく、使われる舞台装置や演目の流れなどをていねいに解説していただきました。また間近で見た、久田さんの小鼓と寺澤幸祐さんの謡の共演もすばらしかったです。
うなづきながら熱心にメモを取ってらっしゃる方も多く、久田さんのお話の内容に惹きこまれているのがよくわかりました。終了後の質問コーナーでもさまざまに盛り上がり、すでに来年の講座を心待ちにされる方もいらっしゃいました。充実した講座を聞き終えて、お能に行こうと思われた方も多いのではないでしょうか。
久田陽春子さん、寺澤幸祐さん、今年もすてきな解説と実演をありがとうございました。
能鑑賞がはじめての方向けの入門講座です。
能の台本を「謡本(うたいぼん)といいます。今回の講座では、平成30年1月20日に行われる第27回記念公演「若手能」大阪公演の演目である「菊慈童」等の解説を聞きながら、一部をみんなで声に出して読みます。
【日時】: 平成30年1月13日(土)13時~15時30分(開場 12時30分)← 終了しました
【場所】: 中央図書館5階 中会議室
【講師】: 久田 陽春子(ひさだ やすこ)氏 [能楽大倉流小鼓]
【定員】: 60名(当日先着順)入場無料
【対象】: どなたでも
【お問い合わせ】:電話→中央図書館利用サービス担当 (06-6539-3303) まで
来館→中央図書館 1階または地下1階 相談カウンター まで
20180113 謡本講座ちらし .pdf