期間 2015(平成27)年1月5日(月)から1月14日(水)
30袋限定・なくなり次第終了
図書リスト 福袋展図書リスト.pdf
ヤングコーナー担当職員が選んだおすすめの本が入っている本の福袋です。
限定30袋をご用意しておりましたが、1月10日(土)には全ての福袋が借り出されました。ありがとうございました。
同封しましたメッセージカードの返信は2月18日(水)に受付終了しました。
○メッセージカードの返信をくださった方々、ありがとうございました!
「平成27年ヤングコーナー特製福袋」に同封していましたメッセージカードの返信を何点かいただきました。ありがとうございました。ここでご紹介します。
○「深夜特急1」沢木耕太郎著 新潮社刊 を読まれた方から…
私も男性で、若い頃に読んでいたらこんな旅にあこがれていたかも知れません。小説というよりは旅行記のようなリアル感です。香港もマカオも昔行ったことがあるけれど、それらとはまったく違う仮想体験を楽しませてもらいました。ありがとうございました。
提案として、福袋の貸出票には書名が入らないようになっていた方が良いかも。袋を開封する楽しさが増します。
○「キュンとしちゃだめですか?」 益田ミリ著 文芸春秋刊 を読まれた方から…
すごくきゅんきゅんしました(ハート)
中にはあまり分からないものもあったけど、常連にタバコを差し出す店員さんのエピソードとかはお気に入りです。
○「すてきな地球の果て = The end of the wonderful earth」 田邊 優貴子著 ポプラ社刊を読まれた方から…
すごく旅行に行きたくなりました。なんだか違う世界のことのようですごかったです。
○「醤油鯛」沢田 佳久/著 アストラ刊を読まれた方から…
最初この本を見た時、なんやこれ!!と思いました。笑 でも、読んでいくうちに私も醤油鯛について気になってしまい、つい友達まで巻き込んで一緒に調べました。ちなみに私の家には醤油鯛はなかったのですが、友達の家の醤油鯛はNo.76の鰓太醤油でした。今まで、何も考えずにただの醤油入れとしか思っていませんでしたが、1つ1つに意味があって、どんな小さな事でも究めていくと感動に繋がるんだなと思いました。まるで論文を読んでいるみたいでした。素敵な本を紹介していただき、ありがとうございました!!(昆虫研究者という所がミソですね!!笑 すごく細かい所まで醤油鯛を観察されていてさすがだなと思いました。)
○「ファミ通町内会-1986~2000-」エンターブレイン(発売)を読まれた方から…
TVで図書館が福袋の企画をしていると知り、中央図書館もやっているのかなと思っていたので、福袋があったのはとても嬉しかったです。ただ今回の本は残念ながら自分の好みとはちがったので、完読とはいきませんでした。傾向のちがうもの2冊を抱き合わせにして入れていただくなどの方が良いのでは?男女別おススメとか…。
最初、福袋の置いてある場所がわからず、ないのだと思ったので、できれば「福袋コーナーもうけてます」など、わかるようにしておいていただければと思います。(ヤングコーナー以外もあったのでしょうか?)
○「風が強く吹いている」 三浦しをん著 新潮社刊を読まれた方から…
面白い企画をしていたので。普段はヤングコーナーの小説を借りる事は無いのですが、借りてみました。
主人公が万引き犯ということで、大変興味深く拝読させていただきました。
走る事以外には情熱がわかない、それは理解できるのですが、最終的に走が罪を問われる事もなく普通に“幸せ”を手にして終わってしまった事に違和感を禁じ得ませんでした。おそらく、私が“主人公はどう更正するのか”という視点で読んでいたからだと思いますが。結局反省する事もなく『仲間との絆』を感じるばかりでした。ケジメをつける事ができない人間は好きではないので、後半にいくにつれ、何とも言えない気持ちになりました。とは言え、たすきを繋ぐドラマという点では面白く読めました。
☆司書からのコメント☆
・30冊限定の福袋でしたが、早々に全て貸出され、好評のうちに終了することができました。ありがとうございました。袋の作成や、看板の作成など、色々遊び心を出して、司書一同も楽しく準備をすることができました。また、数名の方からメッセージカードのお返事をいただくことができ、お年玉をいただいたような嬉しい気持ちでした。今後も面白い企画を考えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。(M)
・皆さんのおかげで用意した福袋が期間内にすべてなくなり、ヤングコーナーも年初に幸先のいいスタートを切ることが出来ました。自分が選んだ本に対してメッセージカードの返信があったので、とても嬉しく思いました。今年も楽しい行事や企画を実施していきますので、中央図書館ヤングコーナーをよろしくお願いします。(W)
・棚に出したときは「いっぱい売れ残ったらどうしよう…?」と不安でしたが、おかげさまをもちまして全て貸出され、担当者みなで喜んでおりました。さらにはメッセージカードに返信までいただき、ありがとうございます。一生懸命選んでコメントをつけた本に、真摯なメッセージを返していただき、大変嬉しく思いました。今年もいろいろ企画や展示などやっていきたいと思いますので、ヤングコーナーをよろしくお願いいたします。(H)
☆いただいたご意見について☆
・「福袋の貸出票には書名が入らないようになっていた方が良いかも」
とのご意見をいただきましたが、システムの都合上、書名を消すことは出来ませんでした。今後に向けてよりよい運用を考えていきたいと思います。ご意見ありがとうございました。
・「傾向のちがうもの2冊を抱き合わせにして入れていただくなどの方が良いのでは?男女別おススメとか…。最初、福袋の置いてある場所がわからず、ないのだと思ったので、できれば“福袋コーナーもうけてます”など、わかるようにしておいていただければと思います。(ヤングコーナー以外もあったのでしょうか?)」とのご意見をいただきました。
今回は福袋に1冊だけ本を入れましたが、傾向の違うものを抱き合わせにするというのも楽しそうです。ぜひ、今後の参考にさせていただきたいと思います。また、福袋の置き場所がわかりにくいとのこと、申し訳ありませんでした。今後はわかりやすい掲示案内を心がけたいと思います。ご意見ありがとうございました。