[終了報告] 平成30年度大阪連続講座 第3回「大阪「断刑録」の世界 」
7月21日(土曜日)に平成30年度大阪連続講座 第3回「大阪「断刑録」の世界 -刑事判決記録からうかがう明治初年の大阪-」を開催し、猛暑の中、150名の方にご来場いただきました。
明治初年の大阪の刑事裁判記録の中から、当館の所在地である西区にゆかりの川口居留地で起きた事件等を例に、安竹貴彦先生ご自身の研究成果も交えながら、明治初期の刑事制度についてご講演いただきました。
受講された方からは、「歴史の変わり目における社会の混迷ぶりがよくわかった。」等のお声をいただきました。
※本講演会の関連図書は以下をご覧ください。
『大阪「断刑録」 : 明治初年の罪と罰』牧 英正/著 ; 安竹 貴彦/著 阿吽社, 2017.10
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【中央】平成30年度大阪連続講座「近代大阪のいしずえ -明治150年-」
第3回「大阪「断刑録」の世界 -刑事判決記録からうかがう明治初年の大阪-」
【講師】 安竹貴彦氏(大阪市立大学法学研究科教授)
【日時】 平成30(2018)年7月21日(土)14時から16時(開場13時30分)終了しました
【場所】 大阪市立中央図書館5階大会議室
【定員】 300名(当日先着順) 入場無料
【お問合わせ】 大阪市立中央図書館 利用サービス担当 電話06-6539-3302
大阪地方検察庁に保存されていた厖大な刑事判決記録のなかから幾つかの事件を取り上げ、明治初年の大阪の状況をうかがうとともに、法・刑事裁判・行刑の近代化の実態についてもその一端を紹介します。
【講師紹介】
安竹貴彦(やすたけ たかひこ)氏(大阪市立大学法学研究科教授)
大阪府生まれ。1986年、大阪市立大学法学部卒業。1991年、同大学法学研究科後期博士課程単位取得退学。1991年より同大学法学部助教授。2002年より同大学院法学研究科教授。2013年度より大学史資料室長。