大阪空襲と戦時下の暮らし
1945(昭和20)年3月13日深夜から14日未明にかけての第一次大阪大空襲によって、大阪の中心市街地は一部を除いてほとんど焼き払われました。展示する焼け跡写真は、空襲直後のミナミの状況であり、戦火の中をもちこたえ、今日まで伝えられたものばかりです。一枚、一枚の写真に信じられないような光景が写され、空襲がいかに激しいものであるかを語っています。また、写真に加え、戦時下の暮らしが分かるような実物資料も展示します。ピースおおさかには、府市民の方から寄贈していただいた多くの資料を収蔵しています。これらの資料から「モノ」が語る戦争を感じ取ってもらえたらと思います。
私たちの住む大阪が、72年前には写真のような状態であったこと、その当時の人々の生活状況を、この展示を通して知ってもらうとともに、戦争の悲惨さ、今ある平和の尊さを考えてもらう機会となればと思います。
【日時】平成29(2017)年2月3日(金)から2月15日(水)まで 終了しました
【場所】大阪市立中央図書館1階エントランスホールギャラリー
【問い合わせ】中央図書館 利用サービス担当 電話06-6539-3326
【展示協力】ピースおおさか(公益財団法人 大阪国際平和センター)