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2017/01/08

[終了報告]【中央】第12回LLブックセミナー 1月8日(日)

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12回 LLブックセミナー
マンガはわかりやすいのか?
  -だれもが楽しんで読めるLLマンガをめざして-

※LLとは、スウェーデン語のLättlästの略語で、「やさしく読める」という意味です



「終了報告」
1月8日(日)に「第12回LLブックセミナー」を開催しました。
当日は寒さも厳しい中、70名の方が参加されました。
京都精華大学マンガ学部教授の吉村さんによる「LLマンガへの道ーマンガはわかりやすいのか?」をメインの講演とし、
誰もが読書する楽しみを体験できるようにと活動されている講師の方々の、取り組みや事例の紹介がありました。
「LLマンガへの道」では『ドラえもん』などのおなじみのマンガを例に、誰もが自然に読めるようになったと思っているマンガの、
実は複雑で多岐にわたる、決まりごと・文法についての解説をしていただき、
それらを踏まえた、わかりやすいマンガ作成ための試みを紹介され、会場の熱い関心を集めていました。
終了後は熱心な質問も寄せられていました。







マンガは、今や日本を代表する文化として、海外に輸出され「MANGA」の名称で読者を増やしています。
国内でも、マンガ雑誌・単行本等が、子どもから大人まで、多くの人に読まれています。
でも、ほんとうにマンガは、だれにとってもわかりやすい読み物なのでしょうか? 
日本のマンガ研究の中心人物の一人である吉村和真先生から、面白くて読みやすいと思われて
いるマンガのわかりにくさ、そして、だれもが楽しんで読めるLLマンガをご紹介いただきます。
さらに、図書館においてわかりやすい情報・資料の普及を目指すためのガイドラインを野村美佐子
さんに紹介していただきます。
知的障がい者の図書へのニーズの調査結果も報告します。
多くの方の参加をお待ちしています。

チラシはこちらからどうぞ →LLブックセミナー.pdf

【日時】 平成29(2017)年1月8日(日曜日)13時から16時30分(開場:12時30分) ←終了しました
【場所】 中央図書館 5階 大会議室 
【定員】 200人(当日先着順・事前申込不要) 
【対象】 どなたでも   参加無料 
【プログラム】
                あいさつと趣旨説明   吉田  くすほみ(大阪特別支援教育振興会) 
13:00~13:15  知的障がい者の図書へのニーズ(調査報告)
                          藤澤  和子 (大和大学保健医療学部教授)
13:15~14:45  LLマンガへの道 ―マンガはわかりやすいのか?

                                                           吉村 和真 (京都精華大学マンガ学部教授)
14:45~15:15  休憩 ―LLブックやマルチメディアDAISYの展示・実演―

15:15~16:00  図書館におけるわかりやすい情報・資料の普及をめざして
                                                           野村 美佐子(国際図書館連盟障害者サービス委員会議長)
16:00~16:30  質疑応答 司会           岩崎   隆彦 (姫島こども園施設長) 
<総合司会> 岩崎 隆彦  <企画> 吉田 くすほみ ・ 藤澤 和子

【主催】 知的障害・自閉症児者のための読書活動を進める会、大阪市立中央図書館(共催) 
【後援】 近畿視覚障害者情報サービス研究協議会、(公益財団法人)大阪特別支援教育振興会
【協賛】 (社会福祉法人)大阪市手をつなぐ育成会
【問合わせ】 大阪市立中央図書館 利用サービス担当(電話)06-6539-3326

 


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