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2017/10/16

【中央】平成29年度全国公共図書館研究集会(児童・青少年部門)

Tweet ThisSend to Facebook | by 中央図書館
平成29年度全国公共図書館研究集会(児童・青少年部門)

『一人ひとりの子どもの読書活動を支援するために-子どもを取り巻く環境・地域と図書館-』


 子どもが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにしていくうえで読書は欠くことのできないものであり、「生きる力」をはぐくみ、人生を豊かにしてくれます。「子どもの読書活動の推進に関する法律」(平成13(2001)年12月12日法律第154号)では、基本理念として、「すべての子どもがあらゆる機会とあらゆる場所において自主的に読書活動を行うことができるよう、積極的にそのための環境の整備が推進されなければならない」としています。図書館の児童への貸出冊数の増加、読み聞かせボランティアの増加、全校一斉の読書活動の普及など、取組みの進展がみられる一方で、成長するにつれて読書離れが進む傾向や地域により取組みの差が顕著などの課題も指摘されています。
 本研究集会では、現在の子どもが抱える環境要因・社会問題についての理解を深めるとともに、さまざまな「場」での子どもの読書活動に関わる実践から図書館の児童サービスを見つめなおし、「一人ひとりの子ども」の読書活動を支援するために、地域の中で図書館に何が求められているかを考えます。


【日時】 平成30(2018)年1月18日(木)・19日(金)
【主な内容】 
  1月18日 
基調講演「子どもの最善の利益を考える~子どもの生活実態を知っていますか~ 」
  大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類教授 山野則子氏
事例報告1「笑顔いっぱい、絵本いっぱいの東淀川~地域の中の図書館の活動から~」
  おはなしボランティア とことこ 代表 渡邊裕美子氏
「大阪市立図書館の児童サービスについて」
  大阪市立東淀川図書館 館長 角田人志
事例報告2「絵本の楽しさをもっともっと!-年齢も障がいのあるなしも関係ない!-」
  絵本いろいろの会 絵本あれこれ研究家 加藤啓子氏
事例報告3「地域まるごとを子育て支援拠点に~乳幼児から高齢者までがつながる~」
  特定非営利活動法人ハートフレンド 代表理事 徳谷章子氏
基調報告「児童サービスの現状と課題」
  公益社団法人日本図書館協会 児童青少年委員会 委員 杉岡和弘氏
  1月19日
講演・ワークショップ「地域・社会で子どもをはぐくむ~読書活動を通して考える~」
  武蔵大学人文学部教授 武田信子氏
研究討議(パネルディスカッション)
 テーマ:「子どもたち一人ひとりが心豊かに育つために、図書館は何ができるか」


【場所】 大阪市立中央図書館 5階会議室(大阪市西区北堀江4-3-2)
【対象】 図書館職員、生涯学習施設職員、生涯学習に関わる行政職員、教職員(幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校)、保育所職員、PTA会員、子どもの読書活動支援ボランティア等
【申込】 事前申込制・11月10日締め切り
【参加費】研究集会資料代 3,000円

 ※申込み等詳しくは、開催要項をご覧ください。
  平成29年度全国公共図書館研究集会(児童・青少年部門)開催要項.pdf

【主催】公益社団法人日本図書館協会
 近畿公共図書館協議会
 大阪公共図書館協会
 平成29年度全国公共図書館研究集会(児童・青少年部門)実行委員会


17:00 | 講演会・講座・公演 | 中央