第21回大阪市図書館フェスティバル
山本巧次講演会 10月27日(土曜日)
第6回ほんま本大賞に『阪堺電車177号の追憶』が選ばれた作家の山本巧次さんに、阪堺電車や受賞作の読みどころについてお話しいただきました。
これまでの大阪ほんま本大賞を振り返り、受賞の感想なども交えつつ、講演会が始まりました。
阪堺電車についてご説明いただいた後、受賞作の舞台を写真とともにたどりました。
本を読んだ人なら、「あぁ、これが、やっぱりあの場所か」と思うところが度々あったり、
また、沿線をよく知る人なら、写真を見て、昔の車両の記憶が呼び起こされるような、
ゆったりとした山本さんの話しぶりに、会場全体が聞き入っていました。
質疑応答では、「阪堺電車はなぜ生き残れたのか」といった電車に思い入れのある方からの質問や、
「なぜ、小説を書いてみようと思ったのか」といった質問など、さまざまな質問があり、丁寧に答えていただきました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
本年7月、山本巧次さんの『阪堺電車177号の追憶』が、Osaka Book One Project(略称:OBOP)の第6回「大阪ほんま本大賞」に選ばれました。今回の講演会では、受賞作の読みどころや阪堺電車についてお話しいただきます。
ちらしは
山本巧次講演会ちらし.pdfをごらんください。
【日時】平成30年10月27日(土曜日) 14時から15時(開場13時30分)
終了しました【場所】大阪市立中央図書館 5階大会議室
【定員】300名 (当日先着順)
【問合せ】大阪市立中央図書館 電話06-6539-3326
【共催】Osaka Book One Project・大阪市立中央図書館
※Osaka Book One Project(略称:OBOP)と「大阪ほんま本大賞」について
「大阪の本屋と問屋が垣根を越えて一冊のほんまにええ本を売ろう」と集まった大阪の文学賞で、
2013年に制定されました。選書の条件は、
1.大阪に由来のある著者、物語であること
2.文庫であること
3.著者が存命であること
の3点です。特徴は、売り上げの一部を使用し大阪府社会福祉協議会を通じて、児童養護施設へ本の寄贈を行っている点です。図書の選定を児童養護施設に依頼し、子どもたちに選ぶ楽しさ、本を読む楽しさを伝えています。
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『阪堺電車177号の追憶』(早川文庫)
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