共通メニューなどをスキップして本文へモバイル版トップページへ
 
大阪市立図書館
 
 
大阪市立図書館
画面下にアクセシビリティツールを表示します   

 
 
 
絵文字:星印は子どもが参加できる行事です
 

図書館からのお知らせ

ニュース/イベント >> 記事詳細

2018/09/18

【終了報告】宮沢賢治と音楽の時間(難波市民学習センター) 9月14日(金)

Tweet ThisSend to Facebook | by 中央図書館
平成30年度 大阪市立難波市民学習センターなんば市民セミナー 図書館連携講座・大阪市出前講座
宮澤賢治と音楽の世界

【終了報告】

宮沢賢治自身が作詞、作曲した「星めぐりの歌」の、素朴であたたかいメロディが流れるなか開場。会場いっぱいの参加者が森本先生の楽しいお話と名曲の響きを堪能しました。

作家、科学者、宗教家、音楽家、農業者、造園家など、いくつもの顔を持つ多才な賢治の魅力を、貴重な選りすぐりの写真と、賢治が作品のインスピレーションを得たとされるクラシック音楽とともに紹介。

ベートーベンの「運命」第 1 楽章を聞きながら『春と修羅』の詩をじっくり味わい、また、讃美歌「主よみもとに近づかん」やドヴォルザークの「新世界より」のメロディを背景に『銀河鉄道の夜』の朗読に耳を傾けるなど、音楽と賢治文学との深い関係をたっぷりと楽しみました。
 

彼のポートレートとしてよく知られているコートを着込んでうつむいた写真は、実はベートーベンに憧れてプロの写真家に撮影してもらったいわゆるコスプレ写真だった、というエピソードや、北上河岸を賢治が「イギリス海岸」と呼んだため、今ではすっかり「イギリス海岸」として名所になってしまっている、というエピソードには、参加者から笑いも起こっていました。 また、花巻温泉の花壇設計を任されたり、演劇も手がけるなど幅広い分野で活躍した賢治の知られざるエピソードに加え、賢治を知るうえでおすすめの書籍や、映画・マンガ・ドラマなど、現在でも多様なコンテンツに広がりを見せる賢治作品の世界についてのお話は大変興味深く、熱心にメモを取られる参加者の姿も見られました。 今なお多くの人に愛され続ける賢治の魅力は尽きず、講座終了後も「もっとお話を聞きたかった」というご意見も寄せられました。

講座で使用した楽曲は、すべてナクソス・ミュージック・ライブラリーでお聞きいただけます。

使用曲のリストはこちらです→[配布用] 2018(なんば)賢治と音楽プログラム.pdf

講座内で紹介された、宮沢賢治関連図書のリストはこちらです→講座紹介宮沢賢治関連本リスト.pdf

☆☆講師おすすめ映画☆☆
『わが心の銀河鉄道:宮沢賢治物語』
大森 一樹/監督 ; 緒形 直人/主演 ; 水野 真紀/[ほか]出演
東映、1996年公開


「銀河鉄道の夜」や「セロ弾きのゴーシュ」などの童話で知られる宮沢賢治は、音楽を愛し、レコードをよく聴いていたことでも知られています。
宮沢賢治の愛した音楽を聴きながら、音楽が彼の作品にどのような影響を与えたか、音楽と宮沢賢治の深い関係について講師に語っていただきます。

【開催日時】 平成30年9月14日(金曜日)14時から15時30分 終了しました
【申し込み期間】 平成30年7月20日(金曜日)から9月3日(月曜日)
【開催場所】 大阪市立難波市民学習センター セミナー・展示室 
【参加費】 無料 
【講師】 森本智子氏(甲南女子大学文学部日本語日本文化学科講師)
【対象】 どなたでも
【定員】 20名(多数抽選
【申し込み方法】難波市民学習センターホームページよりご確認ください。(別ウィンドウで開きます) 講座当日に音楽をお聴きいただくナクソス・ミュージック・ライブラリーについて

ナクソス・ジャパンが運営する、クラシックを中心に、180万曲以上を自由に再生できる音楽データベースです。
図書館カードとパスワードをお持ちでしたら、ご自宅のパソコンから、お聞きいただけます。
また、大阪市立図書館にある多機能OMLIS(オムリス)でもご自由にご利用いたただけます。
 (この際は図書館カードとパスワードは不要です。)


09:00 | 講演会・講座・公演 | 中央