━2017/9/21発信━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大阪市立図書館メールマガジン 第45号
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ようやく朝晩は涼しくなり過ごしやすい季節になりました。
読書の秋、芸術の秋の始まりです。どうぞ図書館で秋を満喫してください。
<目次>
■図書館の便利な使いかた 第45回 オープンデータ画像の検索・保存のコツ
■蔵書点検による休館のお知らせ
■としょかんポイントエントリーでセレッソ大阪オリジナルステッカーをプレゼント
■催し物のご案内
■市立図書館バックステージ通信 第40回
(1)安田夏菜さん、中西らつ子さん、吉田幸助さんに聞きました!
(2)宮沢賢治学会イーハトーブセンター理事・森本智子さんに聞きました!
■今日は何の日
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■図書館の便利な使いかた 第45回 オープンデータ画像の検索・保存のコツ
大阪市立図書館では、大阪市立図書館デジタルアーカイブで公開している著作権が消滅した約7,000点の昔の写真・絵はがき・錦絵、古文書等の画像をオープンデータとして提供しています。オープンデータ画像は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス「CC-BY」で提供しているため、加工も商用利用も可能です。デジタルアーカイブでオープンデータ画像を探すには、簡易検索もしくは詳細検索画面のフリーワード欄に“CC-BY”と入力して検索してください。「注記/注釈」欄に「CC-BY(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス)」と入っているオープンデータ画像がヒットします。「引札」「写真」「絵はがき」等のカテゴリにチェックを入れると、絞り込み検索をすることができます。オープンデータ画像を保存するには、まず、詳細画面の画像をクリックして拡大画像画面を開きます。次に、パソコンのブラウザ上(InternetExplorer11、Chrome、Safari等)で、画像を選択してドラッグ&ドロップすると、JPEG画像を保存することができます。スマートフォン等のiOS(Safari)、Android(標準ブラウザ)では、拡大画像画面で、画像を長押しすると保存に関する案内が表示され、保存することができます。画像は写真等と同じ場所に格納されます。ツイッターでも、おすすめのオープンデータ画像を随時発信しています。ぜひご覧ください!
大阪市立図書館デジタルアーカイブ
http://image.oml.city.osaka.lg.jp/archive/
オープンデータについて
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=1633
デジタルアーカイブ オープンデータ利活用事例の紹介ページ
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=1636
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■蔵書点検による休館のお知らせ
蔵書点検等のため、下記の期間を休館させていただきます。ご不便をおかけしますが、その間は大阪市内の他の各図書館をご利用いただきますよう、お願いいたします。
住吉図書館・西淀川図書館・東淀川図書館
10月11日(水曜日)から10月16日(月曜日)
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=984
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■としょかんポイントエントリーでセレッソ大阪オリジナルステッカーをプレゼント!
としょかんポイントにエントリーされた方に「セレッソ大阪オリジナルステッカー」をおひとり1枚お渡ししています。すでにエントリーされている方にもプレゼント!数量限定につき先着順です。図書館のカウンターへ図書館カードを持ってお申し出ください。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=joc5l1wi4-510#_510
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■催し物のご案内
◎中央図書館
・図書館☆きんざいコラボ講座「金融トラブルに巻き込まれないために」
被害に遭わないためのポイントや対処法をご紹介します。
10月14日(土曜日)14時から15時30分(開場13時30分)当日先着順60名 5階中会議室
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=joscfr0nv-510#_510
・門井慶喜講演会「歴史の真実は、いつもひとつ!」(咲くやこの花コレクシ
ョン)
歴史の楽しみ、資料の読み方、執筆方法や作家生活について、最新刊『銀河鉄道の父』のこともまじえながらお話しいただきます。
10月28日(土曜日)14時から15時30分(開場13時30分)当日先着順300名 5階大会議室
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jo2exeq55-510#_510
◎地域図書館
・港図書館
ミニ図書展示 いざという時に自分と家族を守る!展
9月30日(土曜日)まで
9月は防災月間です。天災にそなえ、今できることを考えるための本を展示します。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jom3lhfi0-510#_510
・島之内図書館
ふれあい絵本展
中央区子ども・子育てプラザの会場に、約300冊の絵本を展示します。11時からと13時からは読み聞かせもあります。
10月1日(日曜日)10時から14時30分 中央区子ども・子育てプラザ2階軽運動室
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jouyz6jyd-510#_510
・福島図書館
おはなしデュオ♪くみどり♪のどんどこおはなしライブ!
10月1日(日曜日)11時から11時45分 当日先着順50名 福島区民センター301会議室
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jo7bpho01-510#_510
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■市立図書館バックステージ通信 第40回
(1)安田夏菜さん、中西らつ子さん、吉田幸助さんに聞きました!
8月20日(日曜日)に講演会「『くじらじゃくし』の世界へようこそ!‐夏菜とらつ子と、定吉と。」を中央図書館で開催しました。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jo8phmm27-510
『くじらじゃくし』はむかしむかしの大阪を舞台にした落語風の童話です。
http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0014296582
まず、作者の安田夏菜さんご本人が読み聞かせをされ、参加者の皆さんを『くじらじゃくし』の世界へいざないました。その後、挿絵を描かれた中西らつ子さんが登場し、『くじらじゃくし』完成までの裏話などを面白おかしくお話いただきました。程よいところで、登場人物の定吉が文楽人形遣いの吉田幸助さんに導かれて登場、三番叟(さんばそう)の舞をご披露くださいました。盛りだくさんの内容で、参加者の皆さんの笑顔の絶えないひとときでした。イベント終了後に安田夏菜さん、中西らつ子さん、吉田幸助さんに少しお話を伺いました。
図書館:
お話されていて、参加者の反応はいかがでしたか?
安田夏菜さん:
みなさんが楽しそうに聞いてくださっているのがよくわかりました。前列の大人の方で「うん、うん」とうなずいて聞いてくださる方がいて、力になりました。子どもさんにもう少し来ていただければよかったですね。
図書館:
今回、『くじらじゃくし』で、お二人が一緒に仕事をされたきっかけを教えてください。
安田夏菜さん:
毎日新聞の連載の話があった時に、「画家さんはどうされますか?」と聞かれて、落語の絵を描ける画家さんということで、ちらっと中西らつ子さんが思い浮かんだんですけど、その時は面識がなかったので、知らない人に急に「描いてください」とお願いするのは失礼かなと思って、担当の記者さんにお任せしますって言ったんです。そしたら、候補を挙げてくださった中にらつ子さんが入っていたので、すぐに「らつ子さんでお願いします!」って言ったら受けてくださいました。
中西らつ子さん:
私は、声をかけていただけたのがうれしかったです。メールを頂戴して住所をお聞きしたら、安田さんが意外と近くに住んでいることがわかって、仲良くさせてもらっています。この前は、5時間くらいしゃべっていたよね。
図書館:
お話の絵を描く場合には、このシーンの絵を描いてくださいとお願いするのですか?
安田夏菜さん:
まず、文章が先に出来ます。新聞連載の場合は、担当の記者さんは何もおっしゃらず、どうぞ描いてください、という感じですね。
中西らつ子さん:
本当に原稿だけ来て、ラフな感じでしてくださいという感じです。
安田夏菜さん:
連載が終わり、一冊の本にするときには、細かい決まり事があります。どんな作りにするか、どんな挿絵を描いてもらうかっていうのをブックデザイナーさんと編集さんが考えるので、らつ子さんにはずいぶんご苦労をおかけしてしまいました。
中西らつ子さん:
出版社の方には、ここを描きたいとかこれくらいの大きさで描きたいとか希望があれば教えてくださいとは言っていただきました。でも、初めてのことで、そういうこともわからないので、空いているスペースに描かせてもらいますと言ったところ、いい具合にスペースを作ってくださって、それに合わせて描いたんです。その方がきれいに収まるのではないかと思って。
安田夏菜さん:
出版社の担当の方が、文と絵も個別に見ても良いけれど、文と絵のマッチングがすばらしいと言ってくださっていましたよ。
中西らつ子さん:
私は、お仕事で定吉が描けただけでもうれしいです。
図書館:
今まで図書館ではいろんな方に講演会をしていただきましたが、文章を書く人と絵を描く人がお2人でお話いただく講演会はとても珍しいと思います。
安田夏菜さん:
そうですよね、なかなか両方揃うことはないですよね。らつ子さんとは波長が合う気がします。
中西らつ子さん:
一人やったら不安になりますよね。定吉の出てくるタイミングも絶妙でしたね。
安田夏菜さん:
幸助さんも、トークがお上手な方で。先日のテレビ放映(NHK『生活笑百科』8月12日放送)を見て感心しました。
吉田幸助さん:
僕は台本が無いとダメなんですよ。
図書館:
読み聞かせがあってトークショーがあるのはよくありますけれど、そこに定吉と幸助さんが出てきて、文楽人形の動きの解説もわかりやすく話していただいて、最後に定吉が舞っているところを見られるという、かなり贅沢な内容でした。
安田夏菜さん:
客席の様子がどんな感じかと見たいと思ったのですけど、顔を出すと変なので、我慢しました。
図書館:
幸助さんは、来年の4月にいよいよ襲名披露ですね。
中西らつ子さん:
「玉助」という名前は、昭和40年に亡くなられた幸助さんのお祖父様から引き継ぐことになるそうです。
吉田幸助さん:
文楽の世界では、少し前までご存命だった方の名前を継がれるということはよくありまして、先代の活躍をお客さんが知っているので、プレッシャーはすごいものだと思いますよ。その点、吉田玉助のことを覚えている人はそれほどいらっしゃらないからね。
中西らつ子さん:
玉助になっても、また定吉と一緒にここに来てほしいな(笑)
図書館:
みなさん、本日は楽しいお話をありがとうございました。
(2)宮沢賢治学会イーハトーブセンター理事・森本智子さんに聞きました!
9月8日(金曜日)、難波市民学習センターにて、なんば市民セミナー「ナクソス・ミュージック・ライブラリー 読書と音楽の時間~宮沢賢治生誕120周年を記念して~」を開催しました。「注文の多い料理店」や「銀河鉄道の夜」などの童話で知られる宮沢賢治ですが、今回の講座では、彼が好んで聞いていたとされる音楽をかけながら、作品と音楽の関わりについて、講師の森本さんにお話しいただきました。
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=jocy50csx-6714#_6714
講座終了後に、森本さんにインタビューした内容をお届けします。
図書館:
講座の準備のために、ナクソス・ミュージック・ライブラリーのサービスを利用されたと思うのですが、いかがでしたか?
森本さん:
宮沢賢治に限らず、その時代を生きた人たちが聞いていたものと、同時代の音源を聞けるのはとても良いと思います。これは、れきおん(国立国会図書館歴史的音源)にも言えることですね。(昨年度、中央図書館と東淀川図書館で講座をしていただいたときは、れきおんの音源も紹介されていました。)
図書館:
れきおんは貴重なSP盤など、古い音源が多いですよね。
森本さん:
今回の講座でも紹介した「一時半なのにどうしたのだろう」の原曲のスイミングワルツですが、れきおんに載っていたので、私自身も初めて聞くことができました。ナクソスも思っていたよりも古い音源がありますし、また、配信楽曲数が多いので、まだまだ使いこなせていないと感じています。
図書館:
「音楽と宮沢賢治」をテーマにした講座は、若い年代の方向けにもされているようですが、参加者の年齢によって反応に違いはありますか?
森本さん:
年齢が上の方が多いときは、アンケートに必ず「早口すぎる!」と書かれてしまいます。自分でも気づいてはいるのですが、内容の濃い講座となると、盛り込みたいことが多すぎて、ついつい早口になってしまいます。
図書館:
今回も、宮沢賢治に対する熱意がとても詰まった、楽しい講座でした。ありがとうございました。
ナクソス・ミュージック・ライブラリーについて
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=1233
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■今日は何の日(9月21日)
・大阪府女学校設立 - (1886年)
・室戸台風近畿地方直撃、強風・高潮などで大被害。死者・不明990人、校園に大被害、児童・教員など259人死亡、外島保養院倒壊、189人死亡 - (1934年)
https://osakacity2020.ufinity.jp/index.php?key=mucv9ytdf
*大阪市史編纂所のホームページでは、「今日は何の日」として、『新修大阪市史』第10巻に掲載された歴史年表の「市域関連事項」を一部修正し、日付ごとにまとめなおしたものをご紹介しています。
下記のページからご覧いただくことができます。
https://osakacity2020.ufinity.jp/?page_id=1151
毎日、その日の「今日は何の日」をトップページに表示しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の配信は2017年10月19日(木曜日)の予定です。
*メールマガジンの配信停止・アドレス変更はこちらから
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