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トップ > 学校図書館活用推進事業> 学校図書館活用推進事業-紹介 

学校図書館活用推進事業のご紹介

 学校図書館の蔵書の充実を図る“学校図書館図書整備”と、学校図書館の業務をサポートする “学校図書館補助員・コーディネーターの配置”を2本柱とする「学校図書館活用推進事業」が平成27年度からスタートしました。
 

学校図書館図書整備

 学校図書館には、読書意欲の向上や読書習慣をつけさせる「読書センター機能」、各種の資料やメディアを提供し学習を支える「学習センター機能」、情報活用能力の育成を支える「情報センター機能」があり、これらの役割を果たすためには、蔵書の充実をはじめとする読書環境の整備が必要です。本市の学校図書館において必要であると考える蔵書冊数を、小学校で7,000冊、中学校で8,000冊として、それらの冊数を大阪市図書標準とし、この標準に達していない小中学校に対して、不足分を充足するため、3カ年計画で予算を配当し、図書整備を行います。
 

学校図書館補助員の配置

 学校図書館の開館回数を増やすとともに児童生徒の読書活動を推進する魅力ある学校図書館づくりを行うため、平成27年10月より、全小中学校に学校図書館補助員を配置しています。また、補助員のサポート体制として、学校図書館補助員チーフコーディネーター、学校図書館補助員コーディネーターを配置しているほか、中央図書館に「学校図書館支援グループ」を設置しています。
 小学校では、学校図書館活性化事業で学校図書館支援ボランティアの養成を行い、学校図書館支援ボランティアによる学校図書館の開館時間の延長や図書の整理、読み聞かせ等の取組を行っています。中学校では、学校元気アップ地域本部事業で各校の実情に応じて、学校図書館の開館時間の延長や図書の整理等の取組を行っています。これらの取組により、児童生徒の読書意欲の醸成、読書習慣の確立に一定の成果が見られています。昨年度は、学校図書館の開館状況について、小学校では週当たり平均約4.5回、中学校では平均約5.5回であり、今後さらに、開館回数を増やしつつ、魅力ある学校図書館づくりを行い、児童生徒の読書活動の推進を図っていくためには、司書教諭をはじめとする教員を中心として行っている読書環境の整備や、ボランティアとのさらなる連携・協力に関する業務を補助することができる人材が必要です。
 

学校図書館補助員

  • 市立小中学校全校に、各校あたり原則週1日、一日あたり6時間、「学校図書館補助員」を配置しています。
  • 学校図書館の開館をはじめ、図書の整理や掲示物の作成、読み聞かせの実施など、各校の状況に合わせて、担当教員と協力して業務にあたります。
  • 一人の補助員は1~4校を兼務しています。
 

学校図書館補助員コーディネーター

  • 補助員の業務を日常的にサポートするとともに、担当する学校の学校図書館の環境整備や運営にかかる連絡調整・相談、支援にあたる「学校図書館補助員コーディネーター」24名を、各区の市立図書館に配置しています。
 

学校図書館補助員チーフコーディネーター

  • コーディネーターの業務の進捗管理や研修実施、指導助言、学校図書館の活用事例の収集等にあたる「学校図書館補助員チーフコーディネーター」(大阪市立学校の校長経験者)3名を、中央図書館に配置しています。
 

中央図書館・学校図書館支援グループ

  • 学校図書館活用推進事業全体の事務局機能として、中央図書館に「学校図書館支援グループ」を設置し、専任の司書2名をはじめ、指導主事、社会教育主事等を配置。地域図書館はもちろん、教育委員会事務局の各部署とも連携し、学校図書館の支援にあたっています。